2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
復活後も定期的に新作をリリースして楽しませてくれるのみならず、ライブでは最新の技術によって生まれ変わった過去の名曲を余すことなく披露してくれます。止まることなく進化し続けるこのバンドを見逃すわけにはいきませんね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『SYMPTOM』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『SYMPTOM』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | SYMPTOM |
演奏時間 | 2:15 |
作詞 | RYUICHI |
作曲 | SUGIZO |
編曲 | LUNA SEA |
『SYMPTOM』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
IMAGE | 9 |
オリジナルアルバム『IMAGE』の9曲目に収録。
※『SYMPTOM』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
狂気の問題作『SYMPTOM』。
攻撃的な楽曲という意味では他にもたくさんあります。インディーズアルバム『LUNA SEA』なんかには、そういった攻撃的な楽曲が数多く収録されていますよね。
ジャケットからも伝わってくるオラオラな攻撃性
一方、本作『SYMPTOM』には攻撃的という表現とは別次元の、もっと狂気的なものを感じます。
なんというか、”『LUNA SEA』でやれる音楽の範囲でどこまで狂えるか?”ということを追求したような、そんな楽曲のように感じるのです。2分程度という短い演奏時間ですが、これが狂気性を追求した楽曲として成り立つギリギリの長さだったのかもしれません。
本作『SYMPTOM』に狂気性を感じる一番のポイントはやはりRYUICHIのボーカルですかね。取りつかれたように叫び倒す様は圧巻の一言です。
まさに、初期『LUNA SEA』の勢いがあったからこそできた歌唱法かなという感じがします。こんなに叫び倒すRYUICHIとあの『河村隆一』が同一人物だなんて想像できませんよ 笑。
そんなわけですから、活動再開後の2010年、黒服限定GIGにて本作『SYMPTOM』がライブで演奏された際はさぞかし会場が湧いたことと思います。
しかも、今のスタイルに合わせて柔らかめにアレンジするわけでもなく、原曲に忠実な狂気の『SYMPTOM』を歌ってくれているのが嬉しいところ。いや、むしろこの迫力は当時を超えてパワーアップしていると言ってもいいかもしれません。
本作『SYMPTOM』、初期の勢いのあるアルバム『IMAGE』と合わせてライブ版もぜひ押さえておきたい1曲です。
以下、本作『SYMPTOM』を収録したアルバム『IMAGE』のAmazonリンクです。『IMAGE』のジャケットは特別過激というわけではありませんが、厳しめに見るとGoogle先生に怒られる可能性があるので、文字リンクの配置とさせてください。
IMAGE (Amazonリンク)
『SYMPTOM』収録アルバムレビューリンク
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