ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』
注目のされ方はバンドとしては不本意だったと思いますが、当バンドの楽曲はおしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビが魅力です。
今回は、彼らのメジャー1stアルバムとしてリリースされた『魅力がすごいよ』の11曲目、『bye-bye 999』のレビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『bye-bye 999』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | bye-bye 999 |
演奏時間 | 6:09 |
作詞 | 川谷絵音 |
作曲 | 川谷絵音 |
編曲 | ? |
演奏時間6分越えと、アルバム『魅力がすごいよ』の中では最も演奏時間の長い曲になります。
『bye-bye 999』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
魅力がすごいよ | 11 |
『ゲスの極み乙女。』メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の11曲目に収録。本作がアルバム『魅力がすごいよ』の最終トラックです。
※『bye-bye 999』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
スローテンポでアコースティックな1曲、『bye-bye 999』。『ゲスの極み乙女。』にしては珍しいタイプの曲調です。
メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の最終トラック収録で、この手の曲をアルバムの最後に配置するっていうのは、けっこう王道な手法という印象。
なにかと奇をてらっているイメージのある『ゲスの極み乙女。』ですから、スローテンポでアコースティックな曲をアルバムの最後に配置するっていうことに対しては”ここは王道なのね”という感想を抱きました。
曲自体は”語り”パート多めな構成です。いや、”多め”というより、語り”メイン”と言っても過言ではないですね。”あれ、私、間違えて朗読のデータでも買って取り込んだか?”って思うくらい。
“語り”がちょっと苦手な私からすると、本作『bye-bye 999』はアルバムの最後に踏み絵を試されている気分でした…。
いや、『ゲスの極み乙女。』の音楽自体は好きなんですよ。素直にかっこいいって思える曲もけっこうありますし。アルバム『魅力がすごいよ』で言えば、『ラスカ』はお気に入り!
ただ、どうしても”語り”はいただけない…。このまま行くと、『ゲスの極み乙女。』はアルバムで聴くより、気に入った曲をつまみ食いする感じになりそうだな。。。
“語り”が受け入れられる人、もしくは”語り”に魅力を見いだせる人なら、『ゲスの極み乙女。』の音楽をもっと楽しめるんでしょうね。
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『bye-bye 999』収録アルバムレビューリンク
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