個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/dreaming of love

投稿日:2017年4月28日 更新日:

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。

女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。

丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。

今回は、アルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』の4曲目、『dreaming of love』のレビューです。

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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『dreaming of love』の全体概要

基本情報

アーティストGARNET CROW
曲名dreaming of love
演奏時間4:07
作詞AZUKI七
作曲中村由利
編曲古井弘人

『GARNET CROW』のメンバーで作詞・作曲・編曲を行っています。

『dreaming of love』って、あんまり『GARNET CROW』っぽくない曲名だなって思います。

『dreaming of love』収録アルバム

アルバム名トラック#
first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~4

インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』にのみ収録されています。

※『dreaming of love』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

本作『dreaming of love』、メロディアスな1曲です。

音符の詰め込み具合はインディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』中、随一ではないでしょうか。

また、詰め込まれた音符の中で効果的に休符が使われており、メロディアスかつリズミカルな作りになっています。ギターやキーボードのフレーズも細かい動きが散りばめられています。

…ただ、『dreaming of love』、曲単位ではけっこう地味な印象です。

『GARNET CROW』の曲って、派手でわかりやすいパンチはなくても、心にふわっと心地よい風を吹かせるのが魅力なのですが、『dreaming of love』にはその感覚がなかったです…。

この曲はアルバムの潤滑油的なポジションなのかなと思います。存在感はなくても、アルバム一枚を通して聴いたときにさらっと聴き流せる曲。

決して飛ばしたくなるほど退屈な曲ってわけではないですからね。

『dreaming of love』収録アルバムレビューリンク

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。