2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
このバンドを紹介する際、当たり前のように『THE YELLOW MONKEY』と打ち込んでいるわけですが、よく考えるとこの言葉って、元は東洋人を差別する言葉なわけで。
もしGoogle先生がこのバンド名を差別表現にあたると分類し始めたら、『THE YELLOW MONKEY』の記事をバンバン上げている私のサイトはインターネット上から抹消されるでしょう。…そのときは、お察しください。
今回は、アルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の8曲目、『Foxy Blue Love』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『Foxy Blue Love』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | Foxy Blue Love |
演奏時間 | 4:43 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
『Foxy Blue Love』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE | 8 |
TRIAD YEARS THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY (act II) | 7 |
オリジナルアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の8曲目に収録。
※『Foxy Blue Love』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』収録曲の中でも特にハイテンションな楽曲、『Foxy Blue Love』。
サビ始まりという構成も同アルバム唯一ですね。初期イエモン楽曲特有の女性コーラスもありと、リスナーのテンションを上げる要素がふんだんに盛り込まれています。
キャッチーなサビに耳を奪われがちですが、その他のブロックも実はけっこう手の込んだ作りになっているのが本作『Foxy Blue Love』の特徴。
Aメロひとつ取ってみても、ギターを抑えめにドラムの手数で聴かせる部分と、ボーカルとギターの掛け合いで楽しく聴かせる部分を交互に繰り返し、緩急のある構成になっています。
それから、最後のサビを迎える前のギターソロとCメロの部分。なんとここだけで1分以上も尺を取っています。ギターソロが右から左から聴こえてきたり、Cメロのリズムパターンを途中で変えてみたりと、リスナーを退屈させない仕掛けがたくさん用意されているブロックでもありますね。
本作『Foxy Blue Love』、上述の通り聴いていて楽しい楽曲ではあるのですが、”お気に入りですか?”と問われると、素直に”Yes”と答えられないのもまた事実…。
私個人としては、イエモンの楽曲には“イエモンでしか聴けない胸に刺さる言葉”を望んでいるのだと思います。そして、本作『Foxy Blue Love』では単純にそれが聴けなかった(見つけられなかった)と。
なので、私のお気に入りリストには、残念ながらこの楽曲は入っていないのです。。。繰り返しですが、聴いていて楽しい楽曲なんですけどね。
Amazonで試聴できます。
『Foxy Blue Love』収録アルバムレビューリンク
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY