2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。
女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。
丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET CROW』の魅力です。
今回は、アルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』の5曲目、『永遠に葬れ』のレビューです。
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

『永遠に葬れ』の全体概要
基本情報
アーティスト | GARNET CROW |
曲名 | 永遠に葬れ |
演奏時間 | 3:56 |
作詞 | AZUKI七 |
作曲 | 中村由利 |
編曲 | 古井弘人 |
『GARNET CROW』のメンバーで作詞・作曲・編曲を行っています。
『永遠に葬れ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~ | 5 |
インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』にのみ収録されています。
※『永遠に葬れ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『永遠に葬れ』、読み方は”とわにほうむれ“ではなく、”とわにねむれ“でしょうか。曲中で「葬れ」を”ねむれ”と歌っているので。
『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』のアマゾンレビューを見ていると、やけに評価の高い楽曲です。音楽は完全に好みの問題なので、そこは”へーそうなんだー”という感想です。
『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』の収録曲ならば、個人的には『Sky』や『A crown』がツボなのですが。
歌の入り一発目が秀逸だなと思いました。曲名を反映させるようにものすごく暗い歌い方。なんだか呪われそうな第一声です 笑。
ボーカルの中村由利、恐るべし!
ただ、曲が進行していくにつれて少しずつ明るくなってきます。
いや、明るいというのは違いますかね。現実を受け入れて、前向きになっていく感じです。救われていくというのが近いのかな。まるで小説のような心情の移り変わりを音楽で表現しているようです。
一方で、歌詞の流れを見ると、”心”は救われても、客観的な”結末”は救われているとは言い難いようです…。『永遠に葬れ』は自分へ向けた言葉にように思えます。
なんだか、改めて文章に起こして感想を書いていると、名曲な気がしてきました 笑。
『永遠に葬れ』、もう一度じっくり聴いてみようかな…。
『永遠に葬れ』収録アルバムレビューリンク
※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW