個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ポルカッドットスティングレイ/テレキャスター・ストライプ

投稿日:2017年3月13日 更新日:

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!

女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドです。

一時期GoogleのCMにも出演していましたね。そのときは井上陽水のカバーを歌ってました。

今回は、『テレキャスター・ストライプ』の個別楽曲レビューです。

※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ

telecaster

『テレキャスター・ストライプ』の全体概要

基本情報

アーティストポルカドットスティングレイ
曲名テレキャスター・ストライプ
演奏時間3:53
作詞
作曲
編曲ポルカドットスティングレイ

私は本作『テレキャスター・ストライプ』で『ポルカドットスティングレイ』に出会いました。当時は本当にヘビーローテーションで聴いてましたね…。

『テレキャスター・ストライプ』収録アルバム

アルバム名トラック#
骨抜き E.P4
全知全能1

『骨抜きE.P』の4曲目で、最後のトラックになります。

1stフルアルバム『全知全能』では”全知全能 ver.”で収録。堂々の1曲目!

※『テレキャスター・ストライプ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

現在、youtubeにアップロードされているポルカドットスティングレイのMVの中で、最も再生数があるのが、この『テレキャスター・ストライプ』です。

この記事を書いている時点では370万回以上の再生数です。すごっ!

『テレキャスター・ストライプ』、若手ロックバンドのお手本ような曲です!

イントロからかっこいいリフと、裏拍オープンハイハットのリズムでカチッとまとめてます。このリフ、イントロだけじゃなくて”1番のAメロ”や”1番と2番の間奏”にも使われていて、リスナーの耳にしっかり残ります。

サビの頭で曲名を歌詞に入れているところも、”この曲は『テレキャスター・ストライプ』ですよ!”って、曲と曲名がリスナーの記憶にリンクして残りやすいです。ご丁寧に(?)アウトロでも連呼してますし。

ただ、『ポルカドットスティングレイ』のいろんな曲を聴いてみると、上記の”曲名をサビの頭で歌う”or”曲名を連呼する”手法は全然使われてないことに気づきました。同アルバム『骨抜きE.P』の『人魚』にて、歌詞に曲名がちょろっと顔を出す程度です。

細かいところに工夫がちりばめられているところは、他の曲と同じで、『ポルカドットスティングレイ』らしさを感じます。特にベースは1番と2番で同じフレーズは弾かないポリシーがあるのでしょうか。今回もAメロのベースは1番と2番でしっかり違うフレーズを用意しています!

1曲1曲丁寧に作られているようで、すごく好きです!

流行り廃りの中で消費されてしまうのはポップミュージックの宿命なのかもしれませんが、『ポルカドットスティングレイ』の曲は何度聴いても発見がある作りになっているので、個人的にはこれからも長く楽しみたいです。

『テレキャスター・ストライプ』収録アルバムレビューリンク

※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】hide/HONEY BLADE

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。 カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/LAMENTABLE

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 90年代後半はソロで大成したRYUICHIこと『河村隆一』のインパクトが良くも悪くもバンド …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/PUFF PUFF

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! ギラギラした妖しい容姿、歌謡曲風の曲調、核心を突いた歌詞…そのどれもが絶妙なバランスの上に成り立つ唯一無二のバンドです。 一度 …

【個別楽曲レビュー】相対性理論/三千万年

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 最初のミニアルバム『シフォン主義』の発表から10年以上が経過した …

【個別楽曲レビュー】GLAY/HAPPINESS

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 デビューから20年以上経つベテランバンドですが、長寿バンドに付きものの”メンバー間の確執”と …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。