個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Pieces

投稿日:2017年6月17日 更新日:

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!

かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。

今回は『Pieces』の個別楽曲レビューです。

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

pieces

『Pieces』の全体概要

基本情報

アーティストL’Arc〜en〜Ciel
曲名Pieces
演奏時間5:45
作詞hyde
作曲tetsu
編曲L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano

16thシングルのタイトル曲。

『Pieces』収録アルバム

アルバム名トラック#
ark11
Clicked Singles Best 139
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-20008
TWENITY (1997-1999)11

オリジナルアルバム『ark』の11曲目に収録。本作『Pieces』がアルバム『ark』の最終トラックになります。

なお、『ark』、『TWENITY』はアルバムバージョン(ark mix)での収録。

※『Pieces』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『L’Arc〜en〜Ciel』のシングルにしては珍しい正統派バラード。

90年代後半、ラルクがミリオンヒットを連発していた頃にリリースされたシングルですが、本作の売り上げ枚数は約74万枚程度と、あまり奮わない結果だったように見えます(もちろん、74万枚という数字はすごいことに間違いないのですが)。

ライバル的存在だった『GLAY』は『HOWEVER』というド直球バラードでミリオンヒットを叩き出していたことから、ラルクに求められているものは『HONEY』や『HEAVEN’S DRIVE』のような”ラルクにしか生み出せないアップテンポな曲”だったのかも知れません。

とはいえ、本作『Pieces』、あの『aiko』がカバーしてたりと、しっかり後世に歌い継がれています。メロディーの美しさと歌詞の良さは誰が歌っても変わらないですね。

特に最後のサビ、「私のかけらよ…」の部分がラルクらしい要素を取り入れながらも前向きなフレーズになっていて好きです。曲名の『Pieces』って、「私のかけら」を意味しているんでしょうね。素敵です。

Amazonで試聴できます。

『Pieces』収録アルバムレビューリンク

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】黒夢/NITE & DAY

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 メジャーデビュー時はボーカル、ベース、ギターの3人構成だったのですが途中でギターの臣が脱退。その後はメンバー補充することなくボーカル …

【個別楽曲レビュー】GLAY/ALL STANDARD IS YOU

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 ヒットソングだけを取り出してみれば、確かに耳馴染みの良い王道J-POPな楽曲で溢れていますが、ひとたび『GLAY』の …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/flower

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】GLAY/週末のBaby talk

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 『GLAY』の商業的全盛期はTAKUROがメインコンポーザーとしてシングルA面楽曲の全てを作詞作曲していましたが、2 …

【個別楽曲レビュー】B’z/もう一度キスしたかった

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。