アルバムレビュー

【アルバムレビュー】L’Arc〜en〜Ciel/ark

投稿日:2017年12月30日 更新日:

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!

かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。

今回は、『L’Arc〜en〜Ciel』のオリジナルアルバム『ark』のレビューです。

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

scotland

『ark』の全体概要

アーティストL’Arc〜en〜Ciel
アルバム名ark
発売日1999/7/1
収録曲数11
演奏時間53:12

1999年7月に『ray』と同時発売されたオリジナルアルバム『ark』。

『ark』だけで約227万枚を売り上げ、『ark』と『ray』の両方を合わせると440万枚以上の売り上げに上ります。『ark』と『ray』を比べると、ちょっとだけ『ark』の方が売れてたようです。

演奏時間はトータルで53:12です。東海道線で、東京・茅ヶ崎間くらいの時間です。

『ray』と同じ収録曲数ながら、本作『ark』の方が4分ほどトータルの演奏時間が長くなっています。

レビュー

『ark』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1forbidden lover★★★★★5
2HEAVEN’S DRIVE★★★★★5
3Driver’s High★★★★★5
4Cradle★★★☆☆3
5DIVE TO BLUE★★★★★5
6Larva★★★☆☆3
7Butterfly’s Sleep★★★★☆4
8Perfect Blue★★★★☆4
9真実と幻想と★★★★☆4
10What is love★★★★☆4
11Pieces [ark mix]★★★★☆4

初っ端からヒットシングルを並べていくという収録順。

後半にやってくるアルバム曲も良曲ですが、前半のヒットシングル群のパワーに比べると、少し見劣りするかな…という感想。

なお、アニメの主題歌にもなった#3 『Driver’s High』は元々本アルバム『ark』のアルバム曲でしたが、後にシングルカットされました。

※『ark』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『ark』全体の感想

アルバム名の『ark』とは“ノアが大洪水から逃げるのに使った箱舟”の意味。

このアルバムが発売された1999年7月は、ノストラダムスが世界滅亡を予言した月でもあり、この大予言が話題になった頃でもあります。発売時期から察するに、この世界滅亡予言を意識したアルバム名が付けられたものと言えそうです。

一方、アルバム『ark』の内容は、上記に由来する終末感が充満した暗い内容かというと、そうではありません。

#1 『forbidden lover』をはじめとした壮大な曲、#2 『HEAVEN’S DRIVE』のようなロックで激しい曲、#5 『DIVE TO BLUE』に代表されるポップな曲と、バラエティー豊かな面々が収録されており、なかなか濃密な内容になっています。

それでもアルバムに統一感を感じるのは、ラルクというバンドの持つ幻想的な楽曲の雰囲気がアルバム全体をしっかり包み込んでいるからでしょう。

兄弟作品の『ray』と比べると、本作『ark』は全体的にストリングスを前面に押し出した濃厚な楽曲が多い印象があります。

サクッとアルバム1枚を楽しみたいときは『ray』じっくりアルバム1枚を聴きたいときは『ark』というふうに役割を分けることができそうです。

非常に個人的な感想で言えば、『ray』の方が好みだったりします。

新幹線なんかに乗っているとき、ふっと再生ボタンに手が伸びるのは『ark』より『ray』なんですよね。

Amazonで試聴できます。

『ark』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。