アルバムレビュー

【アルバムレビュー】GLAY/pure soul

投稿日:2018年5月12日 更新日:

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。

耳馴染みの良いポップなメロディーと奇を衒わない素直な言葉で、J-POPの王道ともいえる音楽を世に繰り出し、人々を魅了してきました。

一方、類まれなる商業的な成功を収めたがために成功者ゆえの苦悩を歌った楽曲も存在します。こういった、少し影のある姿を時折見せてくれるのも、『GLAY』の魅力の一つですよね。

今回は、『GLAY』のアルバム『pure soul』のレビューです。

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

copy-space

『pure soul』の全体概要

アーティストGLAY
アルバム名pure soul
発売日1998/7/29
収録曲数11
演奏時間55:57

メジャー4thアルバム。

『GLAY』のオリジナルアルバムの中で最も多くの枚数を売り上げた作品で、その数字は240万枚を超えます。

演奏時間はトータルで55:57。東海道線で、東京・茅ヶ崎間くらいの時間です。

レビュー

『pure soul』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1YOU MAY DREAM★★★★☆4
2ビリビリクラッシュメン★★★★☆4
3May Fair★★★★★5
4SOUL LOVE★★★★☆4
5出逢ってしまった2人★★★★☆4
6pure soul★★★★★5
7誘惑★★★★☆4
8COME ON!!★★★★☆4
9FRIEDCHICKEN & BEER★★★★☆4
103年後★★★★☆4
11I’m in Love★★★★★5

同日リリースされ、どちらもミリオンヒットを記録した『誘惑』と『SOUL LOVE』がシングル作品として収録されています。

優しさ溢れる#3 『May Fair』、#6 『pure soul』、#11 『I’m in Love』がお気に入り。

特に、アルバムと同名の楽曲#6 『pure soul』は歳を取ってから聴くと泣けてしかたありません。

※『pure soul』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『pure soul』全体の感想

見てください。このシンプルなジャケットを!

240万枚以上も売り上げたCDだとは思えないほど、(いい意味で)威厳の無いシンプルな見栄えです。アルバムのタイトルはおろか、バンド名すら印刷されていません。

ただ、中を開けてみると、歌詞カードなんかはけっこうカラフルなんですよね。

『pure soul』のCDを買ったとき、このギャップに当時ちょっと感動しました。

本作『pure soul』、向かうところ敵無し状態だった当時の『GLAY』の勢いを感じられる内容になっています。

#1 『YOU MAY DREAM』、#2『ビリビリクラッシュメン』のようなノリのいい楽曲も素直に当時の勢いを感じられますが、#8 『COME ON!!』や#9 『FRIEDCHICKEN & BEER』みたいな楽曲が売れすぎて開き直った『GLAY』を表現しているようでおもしろいです。

そうかと思えば#10 『3年後』のような美しい長尺バラードもあったりして、『HOWEVER』や『BELOVED』のイメージとはまた違う『GLAY』の一面を垣間見れます。

あとは何と言ってもアルバムと同名の#6 『pure soul』の存在ですね。

曲順的に丁度アルバムの真ん中に置かれたこの楽曲は『GLAY』屈指の名作だと思っています。

そして極めつけはミリオンヒットシングルの『誘惑』と『SOUL LOVE』を収録していることでしょうか。この2曲を目当てにアルバム『pure soul』へ手を伸ばした人も多いはず。

『pure soul』、驚くほど隙のない構成のアルバムです…!そりゃ売れるよ 笑。

『pure soul』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY

-アルバムレビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【アルバムレビュー】GARNET CROW/first soundscope 〜水のない晴れた海へ〜

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …

【アルバムレビュー】ゴールデンボンバー/ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …

【アルバムレビュー】X JAPAN/Vanishing Vision

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【アルバムレビュー】LUNA SEA/MOTHER

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 再始動前の2009年、『LUNA SEA』のリードギターを担当するSUGIZOがHIDEの …

【アルバムレビュー】GARNET CROW/first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 丁寧に作りこまれたポップソングが『GARNET …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。