日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『What is love』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『What is love』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | What is love |
演奏時間 | 4:13 |
作詞 | hyde |
作曲 | tetsu |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
『What is love』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ark | 10 |
オリジナルアルバム『ark』の10曲目に収録。
※『What is love』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ポップなメロディーと切ない歌詞が印象的な1曲、『What is love』。
特にサビのメロディーは、一発で覚えられるくらいポップです。
ラルクの全楽曲を聴いたことがあるわけではないのですが、本作『What is love』はこのバンドの楽曲の中でも1、2位を争うくらいポップだと感じます。
そして、このポップなメロディーにシンプルながらも切ない歌詞が乗っかってきます。hyde特有の遠回しな比喩表現ではなく、直球で”What is love”な気持ちを歌ってくれているのが気持ちいい!
hydeの歌声があるから間違いなく『L’Arc〜en〜Ciel』の楽曲として『What is love』を楽しめるんですが、この楽曲の持っているポップさって、もっと別の、幻想的とかシリアスとか、そういう単語とは無縁なアーティストに歌ってもらう方が、楽曲本来の良さを引き出せるんじゃないかなと思ったりもします。
ポップなメロディーと切ない歌詞って、売れる楽曲としての大事な要素だと思うんです。でも、ラルクの持っているイメージと合わないから、本作『What is love』はシングルカットされずアルバムの1曲にとどまっているような気がします。
それが、なんとなくもったいないなぁと。もっと世間の耳に入ってもいいくらいのポテンシャルを『What is love』はもってるんじゃないかなぁと。
そういう意味で、いつか『What is love』に新しい生命を吹き込むカバーを誰かやってくれないかなぁ…なんて思っています。
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『What is love』収録アルバムレビューリンク
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