アルバムレビュー

【アルバムレビュー】the brilliant green/complete single collection ’97-’08

投稿日:2017年3月14日 更新日:

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!

UKロック風のバンドサウンドアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です!

そんな『the brilliant green』のメンバ構成は女性ボーカルとベースの2人組となっています。元々は3人組でしたが、2010年にギターが脱退して今の形になりました。

今回は、『the brilliant green』のシングルコレクションアルバム、『complete single collection ’97-’08』のレビューです。

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

green

『complete single collection ’97-’08』の全体概要

アーティストthe brilliant green
アルバム名complete single collection ’97-’08
発売日2008/2/20
収録曲数17
演奏時間78:16

1997年から2008年までに発表された『the brilliant green』のシングルA面が全て収録されています。本当にかっこいい曲ばかりです。

全17曲と、かなりボリュームのある内容。

演奏時間はトータルで78:16。山手線なら余裕で一周できてしまいます!新幹線(こだま)で品川・静岡間とだいたい同じくらいの時間です。

飛行機や新幹線を使うような長旅のお供として最高の時間を提供してくれます。

レビュー

『complete single collection ’97-’08』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1Bye Bye Mr.Mug★★★★☆4
2goodbye and good luck★★★☆☆3
3There will be love there -愛のある場所-★★★★☆4
4冷たい花★★★★★5
5そのスピードで★★★★★5
6長いため息のように★★★★★5
7愛の 愛の星★★★★☆4
8CALL MY NAME★★★★☆4
9BYE! MY BOY!★★★★☆4
10Hello Another Way -それぞれの場所-★★★★☆4
11angel song -イヴの鐘-★★★★☆4
12Forever to me ~終わりなき悲しみ~★★★★★5
13Rainy days never stays★★★★☆4
14I’M SO SORRY BABY★★★★☆4
15Stand by me★★★★★5
16Enemy★★★★★5
17Ash Like Snow★★★☆☆3

#4 『冷たい花』、#5 『そのスピードで』、#6 『長いため息のように』の3曲の流れは神懸っています!

後半の#15 『Stand by me』や#16 『Enemy』もお気に入りです。特に『Enemy』は上記の神懸った3曲を彷彿とさせる曲調ですばらしい!

中盤は4点が並んでいますが、先ほどの神懸って好きな曲との差別化を図るためにあえて4点をつけているレベルです。気持ちとしては4.8点くらいです。

※『complete single collection ’97-’08』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『complete single collection ’97-’08』全体の感想

冒頭でも触れましたが、『the brilliant green』の魅力はUKロック風のバンドサウンドアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルです!!

UKロック風のバンドサウンドが聴きたいなら、最初からUKロックを選べばいいんですが、UKロックサウンド+川瀬智子のボーカルが『the brilliant green』としての唯一無二な世界を作り上げています!

なんだこの絶妙なバランスは!!

こんなかっこいい音楽が埋もれてしまわないよう、もう発売されて10年ほど経つ本作『complete single collection ’97-’08』を取り上げてみました。

シングルコレクションということもあり、『the brilliant green』の持つ魅力をそれぞれの曲がそれぞれの角度で教えてくれます。

Amazonで試聴できます。

the brilliant greenの変遷

せっかくリリース順に並んでいるシングルコレクションなので、『the brilliant green』の変遷を年代にそってまとめてみました。

(もちろん公式の見解ではなく個人の印象です)

1 手探り期(’97)

#1『Bye Bye Mr.Mug』~#2『goodbye and good luck』

『the brilliant green』の持つ魅力がどんな曲なら発揮できるのか、つまり、UKロック風バンドサウンドと川瀬智子のボーカルの組み合わせをどう料理するのか、手探りで試している感じの期間です。粗削りなサウンドを楽しめます。

2 神期(’98-’99前半)

#3『There will be love there -愛のある場所-』~#6『長いため息のように』

『the brilliant green』が商業的に最も成功していた時期であり、楽曲的にも神懸っていた期間です。

UKロック風バンドサウンドと川瀬智子のボーカルが化学反応を起こした名曲が連発されます。商業的に成功したとは言っても、もっと評価されてしかるべきだと思っています!

3 反抗期(’99後半)

#7『愛の 愛の星』~#9『BYE! MY BOY!』

神期の反動か、路線変更を考えていたんじゃないかと思わせる曲が並びます。今までの曲と比べて、個性的な面々です。

この期間はどんどんグレていくので、反抗期。

4 王道期(’00)

#10『Hello Another Way -それぞれの場所-』~#11『Forever to me ~終わりなき悲しみ~』

反抗期を終えて落ち着いた時期です。サビの盛り上がりを強調した王道J-POP風の聴きやすい仕上がりになっています。

5 王道やめた期(’02)

#12『Forever to me ~終わりなき悲しみ~』~#14『I’M SO SORRY BABY』

この時期の3曲は統一感がないので、なんと表現するのがよいか難しいですね。。。

以前の王道期と比べると、どれも新しい色を感じるので、王道やめた期と呼ぶことにします。

6 集大成期(’07)

#15『Stand by me』~#16『Enemy』

#14の『I’M SO SORRY BABY』から約5年空いています。

ただ、この期間の2曲はこれまでの変遷を凝縮したすばらしい仕上がりになっています!

解散したわけではないのですが、原点回帰+アルファな印象なので、集大成期が適当かなと。

7 ザ・ロック期(’08)

#17『Ash Like Snow』

ここにきてバキバキのロックな曲の登場です。活動年代的には上記の集大成期に含めるべきかもしれませんが、曲の雰囲気が大きく違うので別枠扱いにしました。

まとめ

ここ数年、ずっとプレイリストから外れたことのないアルバムの1枚です!

何度聴いてもかっこいい曲ばかりで、本当に『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。