個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】the brilliant green/BYE! MY BOY!

投稿日:2017年3月23日 更新日:

『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!

UKロック風のバンドサウンドアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です!

そんな『the brilliant green』のメンバ構成は女性ボーカルとベースの2人組となっています。元々は3人組でしたが、2010年にギターが脱退して今の形になりました。

今回は、『the brilliant green』の個別楽曲、『BYE! MY BOY!』のレビューです。

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

girl

『BYE! MY BOY!』の全体概要

基本情報

アーティストthe brilliant green
曲名BYE! MY BOY!
演奏時間3:26
作詞川瀬智子
作曲奥田俊作
編曲the brilliant green

9thシングル。アルバム『TERRA2001』からのシングルカット。

1stシングルの『Bye Bye Mr.Mug』、2ndシングルの『goodbye and good luck』、そしてこの『BYE! MY BOY!』と、『the brilliant green』のシングル曲名には”Bye”という単語が頻繁に使われています。

『BYE! MY BOY!』収録アルバム

アルバム名トラック#
TERRA20011
complete single collection ’97-’089

2ndアルバム『TERRA2001』の1曲目に収録。

※『BYE! MY BOY!』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

…グレてます!!

一つ前のシングル『CALL MY NAME』で弾けたかと思ったら、今作『BYE! MY BOY!』ではとうとうグレてしまいました…!

これまでUKロック風サウンドを基本に独特の雰囲気作りをしてきた『the brilliant green』ですが、今作は歪んだギター縦ノリのリズムで不満をぶつけるようなパンクな曲に仕上がっています。

しかし、川瀬智子のアンニュイなのにメルヘン感のあるボーカルが乗ることで、ありふれたパンクソングに収まっていないところがおもしろいです。サビの歪んだギターと縦ノリの中で聴こえるハモリなんか、駄々をこねているけど憎めない女の子みたいで、なかなかの中毒性があります!

どこかのガールズバンドがカバーしてくれないかなぁ、なんて思います。

そのときは、本家同様、家出した少女みたいに、媚びない演奏をしてほしいですね。

Amazonで試聴できます。

『BYE! MY BOY!』収録アルバムレビューリンク

※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】B’z/さまよえる蒼い弾丸

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/空の青と本当の気持ち

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新 …

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/猟奇的なキスを私にして

ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』 注目のされ方 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/虹

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/夜汽車

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。 エアーバンドだけあって、演奏代わりの奇抜なパフォーマンスが目立ちますが、鬼才・鬼龍院翔による独特な視点の楽曲も魅力です。 このまま『 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。