2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新作をリリースしてくれていますね。
この復活を機に、イエモンの楽曲の魅力が再評価されることを影ながら願っています。
今回は、アルバム『FOUR SEASONS』の6曲目、『Love Sauce』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『Love Sauce』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | Love Sauce |
演奏時間 | 4:04 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 廣瀬洋一 & 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
ベース担当の廣瀬洋一が作曲に関わっている珍しい楽曲。
アルバム『FOUR SEASONS』で吉井和哉以外が作曲に携わっている唯一の作品です。
『Love Sauce』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
FOUR SEASONS | 6 |
オリジナルアルバム『FOUR SEASONS』の6曲目に収録。
※『Love Sauce』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
露骨な下ネタ楽曲『Love Sauce』。
『Love Sauce』が収録されているアルバム『FOUR SEASONS』には、他にも#3 『I Love You Baby』が同じ下ネタ属性を持つのですが、『Love Sauce』の方が露骨度は上。
こういった露骨な下ネタ楽曲は、後のアルバム『PUNCH DRUNKARD』に多数収録されている印象です。そして、正直なところ、『PUNCH DRUNKARD』収録の下ネタ楽曲の方が完成度が高いかなと個人的には感じます。。。
『Love Sauce』は、ちょっとそのまんま過ぎるというか、なんというか、もう少し捻りのある表現があってもよかったんじゃないかなって思ってしまう楽曲です。『Love Sauce』というのも一種の比喩でしょうが、まぁ…そのまんまですよ 笑。
サウンド的には、アルバム『FOUR SEASONS』の約1年後にリリースされるシングル『楽園』をどことなく想起させます。
もちろん洗練度という意味では『楽園』の方が上でしょうが、ミドルテンポでベースがグイグイと引っ張っていくサウンドが『Love Sauce』と『楽園』に見られる共通点かなと思います。
本作『Love Sauce』の作曲にベース担当の廣瀬洋一が携わったことで、吉井和哉自身の引き出しも広がったのかもしれませんね。
Amazonで試聴できます。
『Love Sauce』収録アルバムレビューリンク
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY