2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新作をリリースしてくれていますね。
この復活を機に、イエモンの楽曲の魅力が再評価されることを影ながら願っています。
今回は、アルバム『FOUR SEASONS』の5曲目、『ピリオドの雨』レビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『ピリオドの雨』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | ピリオドの雨 |
演奏時間 | 6:39 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
6分半を超える演奏時間で、アルバム『FOUR SEASONS』の中では最長の楽曲となります。
『ピリオドの雨』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
FOUR SEASONS | 5 |
オリジナルアルバム『FOUR SEASONS』の5曲目に収録。
※『ピリオドの雨』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
スローテンポなバラードナンバー『ピリオドの雨』。
うん…正直な感想を言ってしまうと、少し退屈な楽曲。。。
アルバム『FOUR SEASONS』を通して聴いていると、この辺りから中だるみを感じ初めてきますね。。。
演奏時間の長い楽曲というのは、聴き手を飽きさせずに最後まで聴かせることが確かに難しいと思います。
ですが、例えば同じイエモンの楽曲で、演奏時間8分を超える大作『天国旅行』は全然退屈せずに聴き通せるんですよね。
名盤と呼ばれる次回作『SICKS』には、他にも長尺な楽曲はたくさん収録されていますが、どれもおもしろく聴けます。なので、イエモンは決して長尺な楽曲を聴かせるのに向ていないバンドとは思っていないです。
少し見方を変えると、長尺な楽曲を詰め込んだアルバムでもしっかり聴かせられるほどの出来栄えだった故に、アルバム『SICKS』は名盤と呼ばれていると言えるのかもしれません。
5thアルバム『FOUR SEASONS』と6thアルバム『SICKS』、両アルバムのリリース間隔は1年程度ですが、なぜ6thアルバム『SICKS』が名盤と呼ばれているのか。なぜ5thアルバム『FOUR SEASONS』ではなく6thアルバム『SICKS』なのか。
その分かれ目を感じられる一つのポイントが、本作『ピリオドの雨』を代表とする、長尺作品の完成度なのかなと思います。
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『ピリオドの雨』収録アルバムレビューリンク
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