日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。
YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。
2007年の再結成とその後の世界進出で、解散前よりもパワーアップした『X JAPAN』にまだまだ目を離せませんね!
今回は、『X JAPAN』の楽曲、『オル■スム』のレビューです。
※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN
『オル■スム』の全体概要
基本情報
アーティスト | X JAPAN |
曲名 | オル■スム |
演奏時間 | 2:47 |
作詞 | 白鳥瞳 |
作曲 | YOSHIKI |
編曲 | X |
白鳥瞳はYOSHIKIのペンネーム。名前のイメージとは裏腹に、攻撃的な詞を書く際にこのペンネームを使う傾向があります。
なお、本作は下ネタが曲名になっているので、Google先生に怒られないよう、一応伏字にしています。本来の曲名は…ググれば普通に出ます 笑。
『オル■スム』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BLUE BLOOD | 9 |
PERFECT BEST (Disc 2) | 5 |
メジャー1stオリジナルアルバム『BLUE BLOOD』の9曲目に収録。
ベストアルバム『PERFECT BEST』にはライブバージョンにて収録。元々は2分台の曲ですが、こちらのライブバージョンは15分を超える長尺のテイクが採用されています。
※『オル■スム』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
超速ロックナンバーの『オル■スム』。
『X JAPAN』と言えばハイスピードな楽曲でも平気で6分を超えてくるという長尺バンドとして有名ですが(ですよね?)、本作『オル■スム』はなんと演奏時間が2分台!
長尺楽曲だらけの『X JAPAN』において、演奏時間が短いということは本作の一つの個性のように感じます。
本作『オル■スム』、元々はインディーズ時代(1986年)に2ndシングルとしてリリースされた楽曲です。
当時のメンバーにはまだHIDEやTAIJI、PATAはいませんでした。そのためか、ギターソロが『BLUE BLOOD』収録版とはかなり異なるアレンジになっています。
インディーズ版も『BLUE BLOOD』収録版も、本楽曲の最後は”爆発音”で終わるのですが、インディーズ版の方はこの”爆発音”が非常に独特です。というか、今聴いたらちょっと笑ってしまうかもしれません 笑。
1986年当時のCD音源自体はなかなか手に入らない品物ですが、インターネットの発達した現代ですので、ネットの力を駆使して是非とも探して聴いてみてください。
『BLUE BLOOD』版とは異なるギターソロも聴きどころですが、おそらく最後の爆発音に全ての印象が持っていかれるでしょう。
『BLUE BLOOD』版でしたらAmazonでもどこでも簡単に手に入ります。
リリース順とは逆になってしまいますが、インディーズ版の威力を確かめるために、まずは『BLUE BLOOD』版で予習しておきましょう 笑!
Amazonで試聴できます。
『オル■スム』収録アルバムレビューリンク
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