日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。
YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを虜にした楽曲、どこを切り取っても、もはや芸術とまで呼んでしまえそうな、そんな唯一無二のバンド。
再結成後もレジェンドとしての貫禄を見せつけ続けてほしいですね。
今回は、『X JAPAN』の楽曲、『Stab Me In The Back』のレビューです。
※『X JAPAN』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/X JAPAN
目次
『Stab Me In The Back』の全体概要
基本情報
アーティスト | X JAPAN |
曲名 | Stab Me In The Back |
演奏時間 | 3:52 |
作詞 | 白鳥瞳 |
作曲 | YOSHIKI |
編曲 | X |
作詞者の”白鳥瞳”はYOSHIKIのペンネームの一つ。
『Stab Me In The Back』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Jealousy | 7 |
PERFECT BEST (Disc 1) | 10 |
メジャー2ndオリジナルアルバム『Jealousy』の7曲目に収録。
『PERFECT BEST』にはライブバージョンが収録されています。
※『Stab Me In The Back』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
激烈超速ナンバー『Stab Me In The Back』。
この作品のBPM200というテンポは『X JAPAN』の楽曲の中でも1位、2位を争うほどのスピードです。
ちなみに、”BPM200″というのは、1分間に4分音符が200回鳴るスピードを意味します。これはつまり、1秒間に4分音符が約3.3回鳴るスピードです。そして本作『Stab Me In The Back』の音の粒、バスドラム1発分やギターの1音分は16分音符で連打されています。
16分音符は4分音符の1/4の音の長さを持っています。これはつまり、”4分音符1回分の長さ”=”16分音符が4回分の長さ”というわけです。BPM200は”1秒間に4分音符が約3.3回鳴るスピード”と書きましたが、別の言い方をすると”1秒間に16分音符が13.3回鳴るスピード”と言えるのです。
『Stab Me In The Back』の音の粒は16分音符で鳴らされていますから、YOSHIKIの叩くバスドラムやPATAのギターピッキングは1秒間に13.3回鳴るほどのスピードで演奏されているのです…!
そりゃ足も腕も吹っ飛びますよ 笑。
演奏時間は4分弱と『X JAPAN』の楽曲にしては短めですが、上述の通り内容は非常に濃密です。本作『Stab Me In The Back』にて、肉体の限界に挑戦したこのバンドのズクズクドコドコを是非ともご堪能ください。
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『Stab Me In The Back』収録アルバムレビューリンク
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