90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。
『GLAY』の商業的全盛期はTAKUROがメインコンポーザーとしてシングルA面楽曲の全てを作詞作曲していましたが、2010年代になって他のメンバーの作品もシングルの顔を飾るようになりました。
変化を続ける『GLAY』の今後がこれからも楽しみですね。
今回は、『GLAY』の楽曲、『Yes, Summerdays』のレビューです。
※『GLAY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GLAY
『Yes, Summerdays』の全体概要
基本情報
アーティスト | GLAY |
曲名 | Yes, Summerdays |
演奏時間 | 5:13 |
作詞 | TAKURO |
作曲 | TAKURO |
編曲 | GLAY& 佐久間正英 |
6thシングルの表題曲。
『Yes, Summerdays』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
BEAT out! | 2 |
THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜 (Disc 1) | 7 |
オリジナルアルバム『BEAT out!』の2曲目に収録。
『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』が出るまで、長い間(14年程)ベストアルバム未収録のシングル楽曲でした。
※『Yes, Summerdays』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
CMタイアップがつき、約23万枚のスマッシュヒットを記録したシングル作品が本作『Yes, Summerdays』。
理由はわかりませんが、MVが2種類存在します。2種類とも公式がyoutubeにアップロードしていますので、気兼ねなく試聴できます。
↑これと、
↑これ。
同じ楽曲のMVなのに、やたら再生回数に差がありますね 笑。
楽曲の方は、CMに採用されただけあって非常にキャッチーです。
サビのメロディーもそうなのですが、個人的にはサビに入る前、歌メロの音程が一気に上がるところがこの楽曲の一番キャッチーなところなんじゃないかなと感じます。”来るぞ来るぞ…!”という期待がどんどん膨らんでいく、秀逸なサビへの導入ではないでしょうか。
それから、最後のサビが終わった後、「Fallin Love」と繰り返すところもキャッチーですよね。かなり印象的なメロディーなのに、サビで繰り返し使用するという手法は採らず、必殺技的にガツンとブチ込む感じが気持ちいい!
本作『Yes, Summerdays』、“出し惜しみせず、手元に今あるものをとにかく突っ込みました”というくらい、キャッチーのマシマシ楽曲です。6thシングルでそんなことをしておきながら、全くネタ切れにならず今に至る『GLAY』って、やっぱり怪物ですね…。
『Yes, Summerdays』収録アルバムレビューリンク
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