2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。
とは言え、有名人が不倫騒動を起こすと未だに“ゲス不倫”などと呼ばれる辺り、世間に対して名を残すということには成功しているのかもしれません(?)
今回は、『いこかなでしこ』の個別楽曲レビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『いこかなでしこ』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | いこかなでしこ |
演奏時間 | 1:21 |
作詞 | MC.K |
作曲 | MC.K |
編曲 | ? |
作詞作曲のMC.Kは川谷絵音の別名。
本作『いこかなでしこ』がアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の中で最も演奏時間の短い楽曲です。
『いこかなでしこ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
踊れないなら、ゲスになってしまえよ | 5 |
『ゲスの極み乙女。』2ndミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の5曲目に収録。
※『いこかなでしこ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『ゲスの極み乙女。』によくある歌無しセリフ系楽曲『いこかなでしこ』。
一応CDの歌詞カードには本作『いこかなでしこ』の歌詞が記載されているのですが、それを川谷絵音が歌っているわけでもありませんし、演奏時間の長さ的にもインスト系の楽曲という聴き心地です。
本作『いこかなでしこ』、曲名にメンバーの名前(ほな・いこか)が入っている点を見ると、内輪のノリがいかにも強そうな楽曲に思えます。”いこか様がどうしたこうした”みたいな、ファンならクスっとくるであろう内容を狙った歌詞(セリフ)を実装した楽曲を曲名から想像してしまうんですよね。
しかし、その実態は”不思議なセリフをひたすらに繰り返す”という、どちらかと言えば電波系の楽曲です。もちろん曲名に入っているメンバー(ほな・いこか)のパーソナリティが全く関係ないというわけではないと思いますが、そこは知らなくても全然問題なくついてこれる作品です。
なので、曲名の割には、内輪ノリが苦手な人でも安心して楽しめる楽曲と言えそうです。事実、私も内輪ノリの激しい楽曲は苦手なんですけど、この楽曲に対してはそのアレルギー反応はありませんでした。
あと、本作『いこかなでしこ』、冒頭のギターがかっこいいです。
私の場合、『ゲスの極み乙女。』の楽曲はピアノとベースのかっこよさに惹かれることが多いのですが、本作のようにギターに惹かれた作品というのはけっこう珍しいです。
そういう意味でも、印象に残っている楽曲ですね。
Amazonで試聴できます。
『いこかなでしこ』収録アルバムレビューリンク
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。