『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!
UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二!
元々3人組のバンドでしたが、ギターが抜けて今は男女の二人組。女性一人+男性二人のバンドやユニットって、なぜか男性が一人抜けるケースが多いですよね(例えばドリカムとかELTとか)。J-POP界におけるあるあるの一つだと思います 笑。
今回は、『the brilliant green』の2ndアルバム『TERRA2001』の10曲目、『CAN’T STOP CRYIN’』の個別楽曲レビューです。
※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green
目次
『CAN’T STOP CRYIN’』の全体概要
基本情報
アーティスト | the brilliant green |
曲名 | CAN’T STOP CRYIN’ |
演奏時間 | 3:43 |
作詞 | 川瀬智子 |
作曲 | 奥田俊作 |
編曲 | the brilliant green |
『CAN’T STOP CRYIN’』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
TERRA2001 | 10 |
2ndアルバム『TERRA2001』の10曲目に収録されています。
※『CAN’T STOP CRYIN’』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
跳ねるような軽快なリズムのバンドサウンドが特徴的な楽曲、『CAN’T STOP CRYIN’』。
楽曲の構成はかなりシンプルで、Aメロとサビの組み合わせを3回繰り返すという作りになっています。J-POPらしい盛り上がりのあるメロディーは当てられてはいないものの、Aメロ、サビでそれぞれ同じ単語を何度も使いまわしているので、かなりキャッチーに響きます。
ところで、本作『CAN’T STOP CRYIN’』の特徴的なリズムはUKロックバンド『OASIS』の『Lyla』を彷彿とさせます。私は本作『CAN’T STOP CRYIN’』を知るより前に『OASIS』の『Lyla』の方を知っていたので、”このリズムは『Lyla』っぽいな”という感想を抱いていました。
ですので、『the brilliant green』が『OASIS』の『Lyla』に影響を受けて『CAN’T STOP CRYIN’』を作ったものかと思いきや、リリース順的には『CAN’T STOP CRYIN’』の方が先に世に出ていたのです(『CAN’T STOP CRYIN’』が1999年、『Lyla』が2005年リリース)。
『the brilliant green』というバンドのサウンドが『OASIS』を始めとしたUKロックに影響を受けているのは確実かと思いますが、本作『CAN’T STOP CRYIN’』に限ってはUKロックの流れを先取りしていたのかもしれません。
おそるべしブリグリ!
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『CAN’T STOP CRYIN’』収録アルバムレビューリンク
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