個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ポルカッドットスティングレイ/エレクトリック・パブリック

投稿日:2017年6月4日 更新日:

2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!

女性ボーカルとギター、ベース、ドラムといった、シンプルな構成の4人ロックバンドです。現在、福岡を拠点に活動しているようですが、人気は全国区レベルと言っても過言ではありません。

今回は『エレクトリック・パブリック』の個別楽曲レビューです。

※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ

particle

『エレクトリック・パブリック』の全体概要

基本情報

アーティストポルカドットスティングレイ
曲名エレクトリック・パブリック
演奏時間3:35
作詞
作曲
編曲ポルカドットスティングレイ

『エレクトリック・パブリック』、”リック”で韻を踏んでるのが新触感な口当たりならぬ、新聴感な耳当たりとでも表現したい曲名ですね。

『エレクトリック・パブリック』収録アルバム

アルバム名トラック#
大正義1
全知全能5

ミニアルバム『大正義』の1曲目です。

1stフルアルバム『全知全能』にも”全知全能 ver.”で収録されています。

※『エレクトリック・パブリック』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

MVがアルバム発売前からyoutubeに公開されていたこともあり、初めて聴いたのは下記のMVだったのですが、「歌い方変わった!?」が第一印象でした。

これまでの『テレキャスター・ストライプ』しかり、『ポルカドットスティングレイ』の曲は巷で言われているように”椎名林檎”っぽい歌い方だと思っていたのですが、本作『エレクトリック・パブリック』はどちらかと言えば“Hysteric Blueっぽい歌い方”と感じました。

なんでしょう、力の抜き加減がヒスブルっぽいのかな。

本作のお気に入りポイントは、やはり右チャンネルのギターですね!

特にギターソロとアウトロ部分。

2番のサビの後にギターソロが来るという、曲構成としてはよくあるタイプですが、サビ終わりからギターソロに入るところ、ギターソロ前半の突き抜けるような高音を聴いたときは”さすがです!”と敬服しました 笑。

サビ終わりの「サヨナラさ~」と歌うボーカルからギターソロへのバトンタッチ具合が聴いててとても気持ちいいです。

アウトロのギターは、イントロなどで使われているリフをそのまま同じように繰り返すだけかと思いきや、途中からアドリブ的なフレーズに変わります。

これもアウトロには割とよくあるパターン(特にAKBとか、アイドルのアップテンポな曲に多い印象)ですが、『エレクトリック・パブリック』はギターのフレーズがとにかくかっこいいです!

初めて聴いたときはこのアウトロのギターフレーズに一番心を奪われました。

『ポルカドットスティングレイ』の名が世に知れ渡り始めたタイミングで出たミニアルバム『大正義』。そのファーストトラックということもあり、『大正義』の中では最も気合の入った1曲なのではと感じさせる仕上がりです。

『エレクトリック・パブリック』収録アルバムレビューリンク

※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/TVのシンガー

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活後も精力的に新作を発表してくれるのがとても嬉しいです。 テレビなんかでは、過去の名作を披露してくれることが時々ありますので …

【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/クリスタル・ゲージ

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。 女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。 メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞 …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/Tears

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【個別楽曲レビュー】チャットモンチー/染まるよ

キラキラしたかわいい女の子ではなく(失礼)、もっと素の女の子をシンプルなバンドサウンドで表現してきた『チャットモンチー』! 気づけば、数多く存在する部活動的雰囲気を持った現代ガールズバンドの元祖とも言 …

【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/散歩道

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。 1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。