ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。
日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録を保持している『B’z』ですが、2007年にはハリウッド・ロック・ウォークへの殿堂入りも果たしています。もちろん、この殿堂入りは『B’z』が日本初。
まさに、ロックの本場でお墨付きをいただいた日本を代表するロックバンドと言えるでしょう。
今回は、『B’z』の個別楽曲、『CAT』のレビューです。
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z
『CAT』の全体概要
基本情報
アーティスト | B’z |
曲名 | CAT |
演奏時間 | 3:42 |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
編曲 | 松本孝弘 & 稲葉浩志 & 徳永暁人 |
『CAT』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SURVIVE | 9 |
オリジナルアルバム『SURVIVE』の9曲目収録。
※『CAT』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
曲名の『CAT』とはもちろん“猫”のこと。本作『CAT』は”猫のように自由気ままな女性に振り回される男”を歌った楽曲です。
この『CAT』という曲名を見たとき、『B’z』のイメージと『CAT(猫)』のイメージがちょっと合わない印象を持ちました。
例えば、『B’z』って猫か犬かと言われれば、どちらかと言うと犬っぽいです。私の勝手なイメージですが、音楽のジャンルで言えば”猫”=ジャズ、”犬”=ロックって感じがします。
同じロックバンドでも、ちょっとインドアな雰囲気をまとった暗めのバンドならまだ”猫”っぽくはありますが、短パンはいて腰を振るボーカルがいるバンドは、やっぱり”猫”っぽくはないです 笑。
…しかし、なるほど、”猫のような女性に振り回される男”の歌だとわかれば納得。本作『CAT』、何のことはない、『B’z』が得意ないつもの”情けない男”の歌なわけですね。
上述の通り、歌詞の主人公は”猫のような女性に振り回される男”側なわけですが、ギターサウンドはけっこう『CAT』しています 笑。
文字通り、”猫の鳴き声のようなギターサウンド”がところどころに散りばめられているのです。”猫”っぽい雰囲気うんぬんではなく、”猫の鳴き声”そのものに似せようとした結果のサウンドという感じ。
特に楽曲が終わるときに流れる最後の一発は本当にギターが”ミャオーン!”って鳴いてます 笑。これは是非聴いてみてほしいですね。
『CAT』収録アルバムレビューリンク
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