ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。
日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録を保持している『B’z』ですが、2007年にはハリウッド・ロック・ウォークへの殿堂入りも果たしています。もちろん、この殿堂入りは『B’z』が日本初。
まさに、ロックの本場でお墨付きをいただいた日本を代表するロックバンドと言えるでしょう。
今回は、『B’z』の個別楽曲、『泣いて 泣いて 泣きやんだら』のレビューです。
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z
『泣いて 泣いて 泣きやんだら』の全体概要
基本情報
アーティスト | B’z |
曲名 | 泣いて 泣いて 泣きやんだら |
演奏時間 | 3:37 |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
編曲 | 松本孝弘 & 稲葉浩志 & 徳永暁人 |
『泣いて 泣いて 泣きやんだら』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SURVIVE | 8 |
The Ballads 〜Love & B’z〜 | 11 |
オリジナルアルバム『SURVIVE』の8曲目収録。
バラードベスト『The Ballads 〜Love & B’z〜』にも収録。
※『泣いて 泣いて 泣きやんだら』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
バラードベストにも収録されている本作『泣いて 泣いて 泣きやんだら』ですが、演奏時間は3分半程度とバラードにしてはあっさりめという印象。
確かに、『B’z』のバラード代表作である『ALONE』なんかのようなこってりさはありません。アルバム『SURVIVE』においては前曲『Do me』の勢いに任せてそのまま聴き続けられるという感じです。
非常に個人的な感覚なのですが、本作『泣いて 泣いて 泣きやんだら』を聴いていると、途中で15thシングルの『MOTEL』が浮かんできます。
具体的に言うと、Aメロが終わってBメロが始まるところ。
『泣いて 泣いて 泣きやんだら』の「あなたが…」というフレーズが終わった後、頭の中で勝手に『MOTEL』のBメロ(「重ねても…」というフレーズ)につながっていくのです。
この現象について調べてみましたが、本作『泣いて 泣いて 泣きやんだら』と『MOTEL』は3連符系というリズムだったり、BPMの速度だったりが似ている上に、Aメロ終わりのコード進行がそれぞれかなり似ているのです。
なので、『MOTEL』の方が体に沁み込んでいると、『泣いて 泣いて 泣きやんだら』のBメロの入りで『MOTEL』に切り替わってしまうのはある意味仕方ないのです(開き直り)。
逆に、『泣いて 泣いて 泣きやんだら』ばかり聴いていれば『MOTEL』のBメロが『泣いて 泣いて 泣きやんだら』に切り替わる現象が体験できるかもしれません。
『泣いて 泣いて 泣きやんだら』収録アルバムレビューリンク
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z