個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】B’z/だったらあげちゃえよ

投稿日:

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。

日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録を保持している『B’z』ですが、2007年にはハリウッド・ロック・ウォークへの殿堂入りも果たしています。もちろん、この殿堂入りは『B’z』が日本初。

まさに、ロックの本場でお墨付きをいただいた日本を代表するロックバンドと言えるでしょう。

今回は、『B’z』の個別楽曲、『だったらあげちゃえよ』のレビューです。

※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z

『だったらあげちゃえよ』の全体概要

基本情報

アーティストB’z
曲名だったらあげちゃえよ
演奏時間3:51
作詞稲葉浩志
作曲松本孝弘
編曲松本孝弘 & 稲葉浩志 & 徳永暁人

『だったらあげちゃえよ』収録アルバム

アルバム名トラック#
SURVIVE10

オリジナルアルバム『SURVIVE』の10曲目収録。

※『だったらあげちゃえよ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

話し口調風な曲名が目を引く1曲、『だったらあげちゃえよ』。

『B’z』の楽曲にはこの手の話し口調風な曲名がときどき出てきます。7thアルバム『The 7th Blues』の『もうかりまっか』や8thアルバム『LOOSE』の『敵がいなけりゃ』なんかも話し口調風の曲名ですね。

そんな話し口調風の『だったらあげちゃえよ』というフレーズ、これを気持ちよくメロディーに乗せているのがこの楽曲の聴きどころでしょうか。サビのド頭で決めゼリフ的に流れる「だったら~あげちゃえよ~」というフレーズが非常にキャッチーに響きます

言葉とメロディーを上手く組み合わせ、口ずさみたくなるような楽曲に仕上げるのは『B’z』の得意技なわけですが、本作『だったらあげちゃえよ』もそういった作品の一つという感じですね。『B’z』好きなら間違いなくハマれる1曲だと思います。

ところで、『だったらあげちゃえよ』というフレーズですが、楽曲中では”新しいスタートを切るための提言”として歌われています。いろんなものを手放してしまってから、新しいものをつかみに行こうよ、と。

本作『だったらあげちゃえよ』はアルバム『SURVIVE』収録曲なわけですが、なんでもかんでもあげちゃうのが『B’z』流のSURVIVE(生き残り)方法なのかもしれません。

『だったらあげちゃえよ』収録アルバムレビューリンク

※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Father

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新 …

【個別楽曲レビュー】相対性理論/ペペロンチーノ・キャンディ

2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』! 実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。 最初のミニアルバム『シフォン主義』の発表から10年以上が経過した …

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/光を忘れた

ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』 注目のされ方 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/Life 〜遠い空の下で〜

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 同郷の友人で組んだバンドが天下を取るという、少年漫画もびっくりの熱いストーリーも『GLAY』の魅力の一つです。青春を …

【個別楽曲レビュー】黒夢/KNEES TO BREAK

ボーカルとベースの二人組という珍しい組み合わせのバンド、『黒夢』。 ヴィジュアル系にカテゴライズされるイメージがありますが、その音楽性はアルバムをリリースする度にガラッと変わっており、一つのジャンルで …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。