ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。
『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録は最もインパクトのあるものではないでしょうか。
シンプルに、日本の歴史上最もCDを売り上げたアーティストが、この『B’z』というバンドなのです…!
今回は、『B’z』の個別楽曲、『Easy Come, Easy Go!』のレビューです。
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z
目次
『Easy Come, Easy Go!』の全体概要
基本情報
アーティスト | B’z |
曲名 | Easy Come, Easy Go! |
演奏時間 | 4:40 |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
編曲 | 松本孝弘 & 明石昌夫 |
6thシングルのA面曲。
『Easy Come, Easy Go!』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
RISKY | 4 |
B’z The Best “Pleasure” | 3 |
B’z The Best “ULTRA Pleasure” (The First RUN) | 3 |
B’z The Best XXV 1988-1998 (DISC1) | 6 |
オリジナルアルバム『RISKY』の4曲目に”RISKY Style”で収録。
※『Easy Come, Easy Go!』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『Easy Come, Easy Go!』という曲名、この訳に付いて辞書を引くと、“悪銭身に付かず”と出てきます。楽して手に入れたお金は簡単に失ってしまうという意味のことわざですね。
ただ、実際に楽曲を聴いてみればわかるのですが、本作『Easy Come, Easy Go!』はお金の出入りについて歌った歌ではありません。
この『Easy Come, Easy Go!』というフレーズ、”別れに対していつまでもクヨクヨするなよ”という意味を込めて使われているように思いますので、同じことわざで言えば、”悪銭身に付かず”といより、例えば“一期一会”なんかがこの楽曲のイメージには近いのではないでしょうか。
本作『Easy Come, Easy Go!』、当時の『B’z』としては珍しく、アコースティックギターを使用している点が特徴なのだそうです。
ただ、今聴いてみると、そこまでアコースティック感の強調された楽曲という感じはしないですね。イントロや間奏でメインフレーズを弾いているのは相変わらずエレキギターですし、打ち込みを使用した細かいリズムなんかも入っています。
ダンス系のリズムの上に、キャッチーなメロディーとエレキギターが投入された、初期『B’z』らしい楽曲の一つ、そんな聴き心地です。
『Easy Come, Easy Go!』収録アルバムレビューリンク
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z