J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。
これが日本人の心に響かないわけがない!
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Dedicate (Instrumental)』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
目次
『Dedicate (Instrumental)』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | Dedicate (Instrumental) |
演奏時間 | 2:51 |
作詞 | – |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
初期『Every Little Thing』のメインコンポーザーである五十嵐充によるインスト楽曲。
『Dedicate (Instrumental)』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Every Best Single +3 | 15 |
ベストアルバム『Every Best Single +3』のみの収録。
本作が『Every Best Single +3』の最終トラックです。
※『Dedicate (Instrumental)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ベストアルバム『Every Best Single +3』の”+3″にあたる1曲が本作『Dedicate (Instrumental)』。シングルベストに収録されたオマケ3曲のうち1曲ということです。
本作が『Every Best Single +3』の最終トラックということで、ヒットシングルを詰め込んだベストアルバムの締めは、ピアノを中心とした構成のインスト曲ということになります。
ELTのシングル曲はJ-POPのお手本のようなものばかりですので、ピアノのインスト曲がラストというのは、なかなかに面白い後味を感じられます。
ただ、ベストアルバムの性格上、どうしても”お気に入りの1曲をつまみ食い”という聴き方になりがちです。アルバムを通して聴いていれば、自然と最終トラックまで聴いてしまうことになるのですが、そうでない聴き方となると、最終トラックのインスト曲である『Dedicate (Instrumental)』を耳にする機会というのは、実は少ないのではないかなと思います。
何が言いたいかというと、ヒットシングルを差し置いて、わざわざインスト曲をサーチして聴くことは…めったにないな、ということです 笑。
本作『Dedicate (Instrumental)』、楽曲の方は、とても穏やかな内容になっています。
木漏れ日の中、子供たちがブランコに乗ってはしゃいでいるような、そんな風景を想像するほどに穏やかな楽曲です。この感じはELTのヒットシングルでは味わえません。
普段とは聴き心地の異なる楽曲という意味では、この楽曲の収録はベストアルバムのオマケとしての役割を果たしているのかもしれませんね。
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『Dedicate (Instrumental)』収録アルバムレビューリンク
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