J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
1996年にデビューし、2016年に20周年を迎えました。
2000年前後ほどの派手なヒットはありませんが、とどまることなくコンスタントに活動を続けるユニットというのは、今や希少な存在ではないでしょうか。
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『The One Thing』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
『The One Thing』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | The One Thing |
演奏時間 | 4:44 |
作詞 | Every Little Thing |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
アルバム『eternity』が初出ですが、その後15thシングルのカップリングとして新たに”Single Mix”となりリリースされました。
『The One Thing』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
eternity | 5 |
Every Ballad Songs | 9 |
3rdアルバム『eternity』の5曲目に収録。
また、バラードベストの『Every Ballad Songs』にはシングルバージョンで収録されています。
※『The One Thing』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『eternity』収録のバラード作品、『The One Thing』。
五十嵐充らしい、丁寧なメロディーが美しいですね。歌メロだけでなく、装飾的にひっそりと散りばめられたシンセサウンドのメロディーにまで気が配られているのであろうことが伝わります。
ただ、キレイにまとまりすぎて印象に残らない、というのが私の感想です…。
上述の通り、細部にまで耳を傾ければ丁寧な仕事っぷりが伺えて素敵なのですが、だからと言って何度もリピートしなくなるほど心を揺さぶられる楽曲かというと、そうでもないんですよね…。
こういった本作『The One Thing』に対する私の感想は、完全に個人の好みの問題ではあるのですが、決してELTのバラードに魅力を感じないというわけではありません。例えば、同じELTのバラードソングである『Time goes by』なんかはめちゃくちゃリピートして聴き倒していました。今聴いても、やはり素直にいいなって思えます。
『Time goes by』と本作『The One Thing』の違いはなんなのでしょう…。
やはり、ミリオンヒットを記録しただけあって、『Time goes by』には特別な魔法がかけられていたのでしょうか 笑。
バラードベストの『Every Ballad Songs』なら1枚に『Time goes by』も『The One Thing』も収録されていますので、こちらをもう一度聴いて、その差を探ってみますかね(強引に宣伝)。
Amazonで試聴できます。
『The One Thing』収録アルバムレビューリンク
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