ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』
注目のされ方はバンドとしては不本意だったと思いますが、当バンドの楽曲はおしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビが魅力です。
今回は、彼らのメジャー1stアルバムとしてリリースされた『魅力がすごいよ』の3曲目、『crying match』のレビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『crying match』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | crying match |
演奏時間 | 3:22 |
作詞 | 川谷絵音 |
作曲 | 川谷絵音 |
編曲 | ? |
『crying match』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
魅力がすごいよ | 3 |
『ゲスの極み乙女。』メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の3曲目に収録。
この曲名、ずっと『crying march』だと勘違いしていました。”marchって3月って意味もあるから、アルバムの3曲目に収録されているんだろうな…”という妄想勘違いまで、ついでに繰り広げておりました 笑。
※『crying match』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『ゲスの極み乙女。』にしては素直な1曲『crying match』。
疾走感のある素直なイントロ、Aメロ、Bメロ、サビ。恒例のしゃべるようなラップもなく、ボーカルを変えてしまえば、別のバンドの曲になってしまいそうです。
あえて『ゲスの極み乙女。』っぽいところを言えば、Aメロ、Bメロが1番と2番でアレンジが違うところでしょうか。1番はバンドサウンドで疾走感のある感じ、2番はピアノとミュートギターの刻みでちょっとした変化球感を出しています。
まぁ、最近のバンドはこういう”繰り返しの中にちょっとした変化を忍ばせる”という技をガンガン使っていますからね。特別、『ゲスの極み乙女。』ならでは!って感じでもないかもしれません。
ただ、アルバム『魅力がすごいよ』の全11曲の中に、こういう普通の疾走感ある曲があるといいですね。一呼吸つけるというか。
単体で聴くより、アルバムを通して聴いたときに仕事をしてくれる曲と言えそうです。
わがままを言えば、もう少しピアノとベースを聴かせてほしいなとも思いました…が、その気持ちは次曲『星降る夜に花束を』で解消されます。
そういう意味でも、本作『crying match』はアルバム『魅力がすごいよ』中のひとつのピースとしての役割がメインなのかもしれません。
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『crying match』収録アルバムレビューリンク
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