個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/crying match

投稿日:2017年7月31日 更新日:

ギターボーカル担当の川谷絵音の不倫だったり、ドラム担当のほな・いこかが「さとうほなみ」名義で女優デビューしたりと、音楽面よりメンバーの素行が注目されてしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』

注目のされ方はバンドとしては不本意だったと思いますが、当バンドの楽曲はおしゃれなサウンドに乗せたラップとキャッチーなサビが魅力です。

今回は、彼らのメジャー1stアルバムとしてリリースされた『魅力がすごいよ』の3曲目、『crying match』のレビューです。

※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。

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『crying match』の全体概要

基本情報

アーティストゲスの極み乙女。
曲名crying match
演奏時間3:22
作詞川谷絵音
作曲川谷絵音
編曲?

『crying match』収録アルバム

アルバム名トラック#
魅力がすごいよ3

『ゲスの極み乙女。』メジャー1stアルバム『魅力がすごいよ』の3曲目に収録。

この曲名、ずっと『crying march』だと勘違いしていました。”marchって3月って意味もあるから、アルバムの3曲目に収録されているんだろうな…”という妄想勘違いまで、ついでに繰り広げておりました 笑。

※『crying match』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『ゲスの極み乙女。』にしては素直な1曲『crying match』。

疾走感のある素直なイントロ、Aメロ、Bメロ、サビ。恒例のしゃべるようなラップもなく、ボーカルを変えてしまえば、別のバンドの曲になってしまいそうです。

あえて『ゲスの極み乙女。』っぽいところを言えば、Aメロ、Bメロが1番と2番でアレンジが違うところでしょうか。1番はバンドサウンドで疾走感のある感じ、2番はピアノとミュートギターの刻みでちょっとした変化球感を出しています。

まぁ、最近のバンドはこういう”繰り返しの中にちょっとした変化を忍ばせる”という技をガンガン使っていますからね。特別、『ゲスの極み乙女。』ならでは!って感じでもないかもしれません。

ただ、アルバム『魅力がすごいよ』の全11曲の中に、こういう普通の疾走感ある曲があるといいですね。一呼吸つけるというか。

単体で聴くより、アルバムを通して聴いたときに仕事をしてくれる曲と言えそうです。

わがままを言えば、もう少しピアノとベースを聴かせてほしいなとも思いました…が、その気持ちは次曲『星降る夜に花束を』で解消されます。

そういう意味でも、本作『crying match』はアルバム『魅力がすごいよ』中のひとつのピースとしての役割がメインなのかもしれません。

Amazonで試聴できます。

『crying match』収録アルバムレビューリンク

※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。