2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。
とは言え、有名人が不倫騒動を起こすと未だに“ゲス不倫”などと呼ばれる辺り、世間に対して名を残すということには成功しているのかもしれません(?)
今回は、『スレッドダンス』の個別楽曲レビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『スレッドダンス』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | スレッドダンス |
演奏時間 | 5:27 |
作詞 | MC.K |
作曲 | MC.K |
編曲 | ? |
作詞作曲のMC.Kは川谷絵音の別名。
本作『スレッドダンス』がアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の中で最も演奏時間の長い楽曲です。
『スレッドダンス』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
踊れないなら、ゲスになってしまえよ | 4 |
『ゲスの極み乙女。』2ndミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の4曲目に収録。
※『スレッドダンス』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『スレッドダンス』という言葉の響き、どこかで聞いたことあるなと思ったらコレでした。
2007年から2013年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていたマンガ、“SKET DANCE(スケット・ダンス)”。
そもそも、”SKET DANCE”というダンスのジャンルが存在しているわけではなく、このマンガ発祥の造語のようです。
ということで、『スレッドダンス』という曲名は響き的にもマンガの”スケット・ダンス”を参考にしていると考えていいでしょう。つまり、『スレッドダンス』という言葉は造語をベースにしたさらなる造語ということになります。
ただ、本作『スレッドダンス』がアニメ版”SKET DANCE”の主題歌になっているわけでもないので、この辺りの関連性については本当かどうかわかりません。
マンガの内容を知っていれば楽曲との関連性についてもう少し深い考察ができるのでしょうが、私は”SKET DANCE”を読んだことが無いので残念ながらそこまでには至れず。。。
さて、そんな『スレッドダンス』、楽曲自体はピアノとベースが光るおしゃれな仕上がりです。
楽器構成だけ見れば、アルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の#1 『キラーボール』に近いのですが、本作『スレッドダンス』の方がちょっと高貴な感じがします。同じような楽器構成とは言え、やはり楽曲の持つ雰囲気の違いはありますし、歌詞の面でも、本作『スレッドダンス』の方が詩的な香りがするというのが高貴に感じる理由でしょうかね。
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『スレッドダンス』収録アルバムレビューリンク
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