個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/クズ社会の赤いバラ

投稿日:2018年8月4日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

シングルのリリースはあったものの、2018年7月現在、未だに復活後のオリジナルアルバムが発表されていません(*)。過去の名盤たちを超える作品を作るために時間をかけているものと信じて待っていたいですね。

(*)追記:『9999』が2019/4/17に発売されました!

今回は、アルバム『PUNCH DRUNKARD』の6曲目、『クズ社会の赤いバラ』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

rose

『クズ社会の赤いバラ』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名クズ社会の赤いバラ
演奏時間4:32
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉 & 菊地英昭
編曲THE YELLOW MONKEY

ボーカルの吉井和哉とギターの菊地英昭による共作。

『クズ社会の赤いバラ』収録アルバム

アルバム名トラック#
PUNCH DRUNKARD6

オリジナルアルバム『PUNCH DRUNKARD』の6曲目に収録。

※『クズ社会の赤いバラ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

スローテンポでヘビーなロックナンバー『クズ社会の赤いバラ』。

曲調的には同じくアルバム『PUNCH DRUNKARD』に収録されている#3 『間違いねえな』と似たような聴き心地といったところでしょうか。

サビがどこかわかりづらいというのも共通点でしょうかね。実際、本作『クズ社会の赤いバラ』のサビがどこなのか、イマイチわかっていないです 笑。「あなたが…」のところがサビですよね、きっと。

しかし、「クズ社会」という表現を使うなんて、かなりバッサリと世間を切り捨てている印象です。イエモンが社会に対して物申すような楽曲を放つこと自体が珍しい印象ですが、まさか「クズ社会」と来るとは。

ただ、具体的に何がどう「クズ社会」なのかは触れられていません。

例えばイエモンの有名な作品である『JAM』では強烈なほど具体的な皮肉を綴っていましたが、本作『クズ社会の赤いバラ』はそういうタイプの楽曲ではないようです。

「クズ社会」とはいったい何なのか?ということよりも、「クズ社会」というワードの響きを楽しむのが本作の聴き方なのかもしれません。

あと、どうでもいいことで恐縮なんですが、私、「クズ」という言葉が好きなんです 笑。

太宰治の斜陽という作品の中で主人公のかず子が”不良”という言葉に魅せられていく様子があるのですが、まさにそれに近い感じで、私は「クズ」という言葉に魅力を感じてしまいます。

“自称クズ”っていう人の方が本質的に優しいような気がする…そんなアラサーの夏でした…。

Amazonで試聴できます。

『クズ社会の赤いバラ』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】MALICE MIZER/S-CONSCIOUS

今や芸能人格付けチェックの常連というイメージが強い『GACKT』。その『GACKT』が在籍していたバンドが『MALICE MIZER』です。 音楽業界の中でも異端な扱いを受けがちなV系バンドですが、そ …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/RAIN

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE&#822 …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/TONIGHT

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 ヴィジュアル系というジャンルにおけるバンドアンサンブルの方針、特に、ツインギターの絡み方を …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/Twelve

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 アンダーグラウンドで知的で過激。当時の10代リスナーはある種の選民思想を抱きながら『PIERROT』の …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/Es Durのピアノ線

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。