2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!
復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。
一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。
今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『SO YOUNG』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
『SO YOUNG』の全体概要
基本情報
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
曲名 | SO YOUNG |
演奏時間 | 5:12 |
作詞 | 吉井和哉 |
作曲 | 吉井和哉 |
編曲 | THE YELLOW MONKEY |
18thシングル。
『SO YOUNG』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
8 (初回限定盤 Bonus CD) | 2 |
GOLDEN YEARS Singles 1996-2001 | 7 |
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 2) | 13 |
イエモン-FAN’S BEST SELECTION- | 11 |
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST | 11 |
アルバム『8』には”初回限定盤 Bonus CD”という形で収録されています。
※『SO YOUNG』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『THE YELLOW MONKEY』なりの青春を歌った『SO YOUNG』。
シンプルに名曲です!
青春を歌った曲って2種類ありますよね。一つは“青春を謳歌する今を歌った曲”、もう一つは“青春を振り返る視点で歌った曲”。
本作『SO YOUNG』は後者になります。
穏やかだった日々を振り返り、”あれは青春だったんだな”と吉井和哉節で歌ってくれます。
『SO YOUNG』、サビで「青春」という名詞が出てくるのですが、その「青春」の前に「なんて」という言葉をつけて形容しています。この表現、新しいですよね。イメージとしては、”まさに青春”とか、”青春そのものだった”という意味で使っているのだと思います。
ここで”まさに”ではなく「なんて」という言葉を使うことで、ちょっと離れた視点で客観的に「青春」を俯瞰している雰囲気が出ています。この視点の離れ方が、“もう戻らない時間”を間接的に聴き手に意識させ、独特な切なさを生み出すことに成功しているのではないでしょうか。
他のシングルと比べて知名度は低いかもしれませんが、『THE YELLOW MONKEY』を堪能する上で、絶対に外せない1曲、それが『SO YOUNG』です!
『SO YOUNG』収録アルバムレビューリンク
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