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【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)

投稿日:2017年4月17日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

流行りに左右されない、媚びないロックサウンドが大好きです!!

復活してからも、変わらずにギラギラした妖しいロックを奏でていってほしいです。

一見ふざけているようで、でも実は芯を捉えた歌詞も魅力の一つですね。下手にかっこつけてない言葉だからこそ、胸にとっても響きます。

今回は、『THE YELLOW MONKEY』の個別楽曲、『真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)』のレビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

pearl

『真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)
演奏時間6:49
作詞吉井和哉
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

『真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)』収録アルバム

アルバム名トラック#
THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE9
THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST (Disc 2)8
イエモン-FAN’S BEST SELECTION-10
THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST10

メジャー1stアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』の9曲目に収録。

非シングル曲ながら、何度かベストアルバムに収録されており、この楽曲の人気の高さが伺えます。

なお、『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』にはLive Versionで収録されています。

※『真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

昔の映画のエンディングに流れていそうな、スローテンポでノスタルジックな雰囲気のある1曲です。

わかりやすいハッピーエンドの映画じゃなくて、主人公はハッピーだと思っているけど、周りは主人公をかわいそうだと同情しているような、そんな複雑な気持ちを残して終わる映画を想像します。

『THE YELLOW MONKEY』に多いのですが、『真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)』も内省的な歌詞の曲です。

サビの頭では他人の名前を呼んで「I love you」って言ってるんですけどね。

一曲通して語りかけているのは「Sally」ではなく自分です。「Sally」へ「I love you」といいながら、自分を慰めているような印象を受けます。

初めて聴いたときはあまり刺さらなかった曲なんですけど、聴く度にどんどん好きになってきました。上述の内省的世界観にどっぷり浸かる方法を覚えてきたって感じです。

今では自分で自分に歌うような気持ちで聴いています。

Amazonで試聴できます。

『真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。