2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。
キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生み出したバンドです。
なお、ボーカルのyasuはソロプロジェクト『Acid Black Cherry』にて現在も活躍中。
今回は、アルバム『D・N・A』の1曲目、『Deja-vu』のレビューです。
※『Janne Da Arc』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Janne Da Arc
『Deja-vu』の全体概要
基本情報
アーティスト | Janne Da Arc |
曲名 | Deja-vu |
演奏時間 | 2:21 |
作詞 | – |
作曲 | kiyo |
編曲 | kiyo & Janne Da Arc & 秦野猛行 |
インスト楽曲。
『Deja-vu』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
D・N・A | 1 |
オリジナルアルバム『D・N・A』の1曲目に収録。
※『Deja-vu』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『Janne Da Arc』の記念すべきメジャー1stアルバム『D・N・A』。
その1曲目を飾るのがインスト楽曲の本作『Deja-vu』です。
『Janne Da Arc』はインスト専門のバンドではなく、いわゆる歌モノを主としたバンドですが、本作『Deja-vu』はめちゃめちゃかっこいい!
正直、個人的にはアルバム『D・N・A』収録曲の中でも相当上位にくるほどのお気に入りです。
演奏時間は2分台ですが、ギターもキーボードもベースもドラムもそれぞれの見せ場があって聴き応えは十分。アルバムの曲間を埋めるだけのインストではなく、なんちゃっての雰囲気づけのインストでもなく、本作『Deja-vu』1曲だけで成立する気合の入った名インストです。
1曲だけで成立する名インストな本作『Deja-vu』ですが、次曲『Vanity』へのつなぎも見事。
『Vanity』自体もかっこいい楽曲なのですが、本作『Deja-vu』でテンションが上がっているので、その流れで登場する『Vanity』は2割増しくらいかっこよく聴こえます。
個人的には、この『Deja-vu』からの『Vanity』がアルバム『D・N・A』における一番の聴きどころだと思っているくらいです。
アルバムの最高のスタートを飾る本作『Deja-vu』。
インスト曲だからってスキップしてしまうには、あまりにももったいない1曲です。
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『Deja-vu』収録アルバムレビューリンク
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