“バンド”でも”アイドル”でもない“バンドル”という新しいジャンルで活動を始めた4人組グループ『ZONE』。
途中で本当に楽器を演奏し始めたため、いわゆる”ガールズバンド”になっていったわけですが、デビュー当時の”楽器を演奏するフリをして踊る”というバンドルスタイルは後年『ゴールデンボンバー』が開拓したエアーバンドの元祖だったのでは…と、今になって思います。
今回は、『ZONE』の楽曲、『大爆発 NO.1』のレビューです。
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『大爆発 NO.1』の全体概要
基本情報
アーティスト | ZONE |
曲名 | 大爆発 NO.1 |
演奏時間 | 4:03 |
作詞 | 和田勝彦 |
作曲 | 和田克比古 |
編曲 | 彦摩呂 |
2ndシングル。
『大爆発 NO.1』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Z | 3 |
E 〜Complete A side Singles〜 (Disc 1) | 2 |
1stオリジナルアルバム『Z』の3曲目に収録。
※『大爆発 NO.1』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
なにって、『大爆発 NO.1』という曲名が素敵ですよね!
もう、ヒットさせる気ないでしょって曲名。いや、まさかヒットを見込んで『大爆発 NO.1』なんて曲名をつけないですよね?
“次回のシングルは『大爆発 NO.1』です!”って知らせを受けたとき、当時『ZONE』のメンバーがどう思ったのか、気になるところです 笑。
楽曲の内容も『大爆発 NO.1』という曲名通り、なかなかにバカっぽいです。
曲を聴けばわかるのですが、「大爆発」の対象は「恋」だそうです。「恋が大爆発」なんだと。まぁ、そこはそうですかということで受け入れます。
問題は「NO. 1」の方です。
楽曲中では「NO. 1は素晴らしい」と表現されていますが、「大爆発」との関係性については言及されていないのです…!
バカっぽさだけを漂わせ、謎を残したまま散ってゆく『大爆発 NO.1』という言葉とはいったい…。
最後に、こちらをご覧ください。本作『大爆発 NO.1』のジャケットです。
メンバーの顔を切り取って強引に張り付けたようなジャケット。
背景はヨーロッパの地図だと思いますが、なぜヨーロッパが選択されたのかは謎。全然楽曲と関係ないし。
…やっぱ売る気ないでしょ…!
…ちょっと酷い扱いをしてしまいましたが、私は本作『大爆発 NO.1』がけっして嫌いなわけでは無いです。むしろけっこう好きな部類の楽曲。
バカっぽい歌詞とノリのいいバンドサウンドがリスナーに元気をくれるのは間違いないです。
キボウニズバババーン!
『大爆発 NO.1』収録アルバムレビューリンク
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