2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。
キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生み出したバンドです。
なお、ボーカルのyasuはソロプロジェクト『Acid Black Cherry』にて現在も活躍中。
今回は、アルバム『D・N・A』の4曲目、『EDEN 〜君がいない〜』のレビューです。
※『Janne Da Arc』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Janne Da Arc
『EDEN 〜君がいない〜』の全体概要
基本情報
アーティスト | Janne Da Arc |
曲名 | EDEN 〜君がいない〜 |
演奏時間 | 4:59 |
作詞 | yasu |
作曲 | yasu |
編曲 | yasu & Janne Da Arc & 明石昌夫 & 秦野猛行 |
3rdシングル。
『EDEN 〜君がいない〜』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
D・N・A | 4 |
SINGLES (Disc1) | 3 |
オリジナルアルバム『D・N・A』の4曲目に収録。
※『EDEN 〜君がいない〜』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
私が本作『EDEN 〜君がいない〜』の存在を知ったのは、確か中学生の頃。友達とカラオケに行き、何気なくその友達がこの楽曲を歌ったことで存在を知りました。
友達の歌う『EDEN 〜君がいない〜』を聴いたとき、“なんて切ない曲なんだ!”と衝撃を受けたのを覚えています。
“こんなに良い曲を知っていたなんて、悔しい”って、謎の嫉妬を感じたくらい 笑。
…あれから長い時間が過ぎ、私は今や立派なアラサー。年齢は当時の倍くらいになっています。
今の年齢で改めて本作『EDEN 〜君がいない〜』を聴いてみると、残念ながら中学生の時ほどの切なさを感じることができませんでした。
“何かが足りなくて切なさが感じられない”というより、むしろ“情報量が多すぎて感情の乗る隙がない”という感じ。
これは何なんでしょうね。
加齢により言語と感情をリンクさせる能力が衰えたのか、それとも、成長により言語を処理する能力が鍛えられ、大量の情報をきっちりさばけるようになった結果なのか…。
いずれにせよ、私にとって年齢によって大きく感じ方の変わってしまった楽曲の一つが、本作『EDEN 〜君がいない〜』ということになります。
本作『EDEN 〜君がいない〜』の歌詞という面については上述の通りですが、サウンド面は今も変わらずかっこいいと思って聴けます。
特に、Bメロのアレンジが良いです。サビに向かって手加減なしにどんどん盛り上がっていく様子はクセになるかっこよさがあります!
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『EDEN 〜君がいない〜』収録アルバムレビューリンク
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