日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『forbidden lover』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

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『forbidden lover』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | forbidden lover |
演奏時間 | 6:01 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
14thシングルのタイトル曲です。
ミリオンヒットを連発していた『L’Arc〜en〜Ciel』の最盛期に発売されたシングルですが、総売上は約84万枚に落ち着き、ミリオンヒットには届きませんでした(十分すごいんですけどね)。
『forbidden lover』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ark | 1 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 6 |
オリジナルアルバム『ark』の1曲目に収録。オリジナルアルバムの1曲目をシングル曲が飾るのは、なかなか珍しいパターンです。
※『forbidden lover』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
壮大な広がりと盛りあがりで魅せる1曲、『forbidden lover』。
この楽曲の特筆すべきポイントはやはりドラムでしょうかね。ロックバンドの楽曲でありながら、シンバル系をほとんど使わず、マーチングみたいに強弱をつけたスネアドラムでリズムを刻んでいます。
マーチングという言葉の持つ音楽的なイメージと、『L’Arc〜en〜Ciel』というバンドの持つ幻想的なイメージは合わないように思いますが、本作『forbidden lover』は全くラルクらしさを失っておらず、むしろ、”こんな手があったのか!”という発見すら感じられる名曲に仕上がっています。
本作『forbidden lover』、個人的には名曲だと思っていますし、シングルとしてかなりの売り上げを誇っているんですけど、数多くリリースされたラルクのベストアルバムにはあまり選ばれていない楽曲でもあるんですよね。
2018年はこのシングルが世に出て20年になるわけですが、ベストアルバムにあまり収録されていないという事情もあり、ここ何年も耳にしていない楽曲の一つになっているのではないでしょうか。
本記事が、久しぶりに『forbidden lover』を取り出して聴いてみようというきっかけになってくれたらうれしい限りです。
Amazonで試聴できます。
『forbidden lover』収録アルバムレビューリンク
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