日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『the silver shining』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
目次
『the silver shining』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | the silver shining |
演奏時間 | 5:40 |
作詞 | hyde |
作曲 | ken |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
アルバム『ray』収録曲の中で最も演奏時間の長い楽曲が本作『the silver shining』。
『the silver shining』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ray | 11 |
QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜 (Disc 3 ken best) | 6 |
オリジナルアルバム『ray』に収録。
本作『the silver shining』が最終トラックです。
※『the silver shining』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ゆっくりとした時間の流れを感じる1曲、『the silver shining』。
イントロから1番のサビが始まるまで、ストリングスの「ぼわー」とした音とボーカルのみで進行します。ほぼアカペラ状態です。
サビが始まっても、コーラスが入ったり、ポロポロとギターが鳴る程度。
そこからサビが終わってやっとベースとドラムがリズムを刻み出しますが、この間奏のギターアルペジオが最高です!
夜が明けて、太陽が昇り始め、朝がやってきたような、そんな映像をこの間奏は見せてくれます。目覚めて迎えた朝ではなく、一晩中起きていて迎えた朝。意識ははっきりしているけど、思考はぼんやりとしているような感覚。
学生時代は夜通し活動することが多かったのですが、社会人になると、仕事があるから、なかなかそうはいきません。夜通し起きていることなんて、今ではもう滅多にないことです。
『the silver shining』を聴いていると、一晩中起きていて迎えた学生時代の朝の感覚を思い出し、懐かしさを覚えます。
夜明けを描く『the silver shining』が、オリジナルアルバム『ray』の最終トラックに配置されているのがいいですね。
まるで、1曲目の『死の灰』から10曲目の『いばらの涙』までが騒がしい一夜の夢だったかのように思わせてくれます。
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『the silver shining』収録アルバムレビューリンク
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