個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/FACE TO FACE

投稿日:2018年6月1日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

再始動前の2009年、『LUNA SEA』のリードギターを担当するSUGIZOがHIDEの後継として『X JAPAN』に加入したことも大きな話題になりました。ヴィジュアル系の歴史を作った2大バンド両方に席を持つって、冷静に考えるとすごいことです。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『FACE TO FACE』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

milky-way

『FACE TO FACE』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名FACE TO FACE
演奏時間4:44
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

「FACE TO FACE」は”対面”という意味の熟語。

何に対面するかって?もちろん宇宙(cosmos)です。

『FACE TO FACE』収録アルバム

アルバム名トラック#
MOTHER3

オリジナルアルバム『MOTHER』の3曲目に収録。

※『FACE TO FACE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

ヘビーなリズムで聴かせる1曲、『FACE TO FACE』。

スローテンポな楽曲ですが、こういう曲をかっこよく仕上げられるのが『LUNA SEA』なんですよね。

特に、ベースがすごくいい仕事していると思います。

ギターリフならぬ“ベースリフ”がかっこいいです。曲を通して一番動いているメロディーを弾いているのはベースなんじゃないかと思うくらい。それでいて、聴いている方は口ずさんでしまえるほどキャッチーでリズミカルなリフになっているんですよね。

ベースとドラムのリズム隊がしっかり楽曲の骨子を形成し、ギターは効果音的に雰囲気を作り出すという、『LUNA SEA』ならではの楽曲ですが、この手の楽曲の先駆けになったのが本作『FACE TO FACE』ではないでしょうか。

少なくとも、以前のアルバム『IMAGE』や『EDEN』には『FACE TO FACE』のような楽曲は収録されていなかったと思うので。

本作『FACE TO FACE』はベストアルバム未収録の非シングル曲ですが、アルバム『MOTHER』で『FACE TO FACE』を完成させることができたからこそ、今に通じる『LUNA SEA』の楽曲のイメージが確立したように思います。

それはつまり、“ナルシスティック”“宇宙的”という『LUNA SEA』の世界観の表現方法が『FACE TO FACE』で見つかったんじゃないかな、と感じているというわけです。

Amazonで試聴できます。

『FACE TO FACE』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。