2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
自身主宰のLUNATIC FEST.ではベテランバンドから若手バンドまでを巻き込み、日本のロックシーンに歴史的1ページを刻み込みました。活動再開後も、こうした形で『LUNA SEA』の活躍を見られるのは嬉しいですね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『SELVES』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

『SELVES』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | SELVES |
演奏時間 | 8:00 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
『SELVES』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
STYLE | 11 |
メジャー4thオリジナルアルバム『STYLE』の11曲目に収録。
本作『SELVES』がアルバム『STYLE』の最終トラックになります。
※『SELVES』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『SELVES』、なんというか、非常に独特な1曲です。
この楽曲にはINORANの印象的なアルペジオもありませんし、SUGIZOのかっこいいギターソロもありません。自然と身体を揺らしてしまうようなJと真矢のグルービーなリズムもありませんし、もちろん、RYUICHIの痺れるシャウトもありません。
一定のパターンを繰り返すリズム隊と効果音のように演奏されるツインギター、それが粛々と、8分間にわたって繰り広げられる…というのが本作『SELVES』です。
…上述の文言だけ見れば退屈な楽曲のようにも思えてしまいますよね。
事実、初めて聴いたときはなかなかに退屈な1曲だなという感想を持ちました 笑。
ただ、何度も聴いているうちにまた違った感想を抱き始めたのも事実です。
今でも積極的に聴きたくなる楽曲というわけではないのですが、アルバム『STYLE』を通して聴き、最後にやってくる本作『SELVES』に対して妙な納得感を覚えている…そんな感じです。
普段の”おれがおれが!”と個人が主張し合う『LUNA SEA』の姿はありませんが、こんな実験的な楽曲を何度も聴かせられるだけの説得力を持たせられるのは、『LUNA SEA』だけなんだろうなという気がしています。
そういう意味で、消去法的な考えながらも本作『SELVES』は『LUNA SEA』らしい楽曲であることに間違いないと思うのです。
本作『SELVES』、濃密なアルバム『STYLE』をより取っつきにくくしている張本人である一方、アルバム『STYLE』の完成度を高めている張本人でもあるような、そんな独特で個性的な1曲です。
『SELVES』収録アルバムレビューリンク
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