個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】hide/HONEY BLADE

投稿日:

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。

カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。

『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。

今回は、個別楽曲『HONEY BLADE』のレビューです。

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

『HONEY BLADE』の全体概要

基本情報

アーティストhide
曲名HONEY BLADE
演奏時間4:33
作詞hide
作曲hide
編曲hide

『HONEY BLADE』収録アルバム

アルバム名トラック#
HIDE YOUR FACE14
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 2)3

オリジナルアルバム『HIDE YOUR FACE』の14曲目に収録。

※『HONEY BLADE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

イントロなしでAメロから始まる本作『HONEY BLADE』。

イントロのない楽曲は多々ありますが、『hide』の楽曲でこの構成が採用されているのは珍しい印象です。パッと思いつくのは7thシングルの『GOOD BYE』くらいでしょうか。

イントロのないところが特徴的な本作『HONEY BLADE』ですが、なんとBメロも存在していません

なので、Aメロで始まって(=歌が始まって)すぐに最初のサビに到達してしまいます。楽曲のおいしい部分を早急に提供してくれるという意味では、忙しい現代人にはありがたい仕様ですね 笑。

しかも、1番のサビが終わった後、大して焦らすことなく2番へ移ります。もちろん2番もBメロがありませんので、やっぱりすぐサビがやってきます。いやはや、この点を見ても実に忙しい向けの仕様になっています 笑。

本作『HONEY BLADE』、歌モノとしてかなり聴きやすい楽曲ですので、アルバムの前半に配置して序盤のテンションを上げる役目も担えそうに思えますが、『HIDE YOUR FACE』ではなんと終盤の終盤、14曲目に収録されています。

私だけかもしれませんが、アルバム『HIDE YOUR FACE』を聴いていて『HONEY BLADE』が流れてくると“ここまで聴いてくれてありがとう。1曲聴きやすいやつプレゼントしとくね。”なんて言われているような気分になります。

Amazonで試聴できます。

『HONEY BLADE』収録アルバムレビューリンク

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】Janne Da Arc/Stranger

2019年、突如解散を発表した『Janne Da Arc』。 キーボードを絡めたカラフルな音色、個々の卓越した演奏技術による派手なサウンド、そしてキャッチーなメロディーラインが魅力的な楽曲をいくつも生 …

【個別楽曲レビュー】B’z/FIREBALL

ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。 『B’z』に言及するからにはやはり避けて通れないのは数々の記録でしょう。その中でも日本におけるアーティ …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/紅

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/腐男子

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/HIGHWAY NO.5

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 ヒットソングだけを取り出してみれば、確かに耳馴染みの良い王道J-POPな楽曲で溢れていますが、ひとたび『GLAY』の …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。