2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『TWICE』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『TWICE』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | TWICE |
演奏時間 | 6:17 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
7thシングル『END OF SORROW』のカップリング曲。
『TWICE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SINGLES (Disc 2) | 6 |
オリジナルアルバム『STYLE』の6曲目に収録。
※『TWICE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『SINGLES』以外のアルバムには収録されておらず、カップリング曲の中でも割と地味な存在だと思われる本作『TWICE』。
そう、地味なんですけど、何かちょっとしたきっかけがあれば大化けするポテンシャルを秘めた楽曲のようにも…思えるのです!
というのも、本作『TWICE』、歌パートがけっこう耳当たりのいいメロディーをしていると思うんですよね。曲の入り口としてのAメロ、サビに向けて盛り上がるBメロ、そして大きく広がるサビ、いずれのパートもヒットソングっぽい感じのメロディーです。
それに歌詞、特にサビなんか、けっこうシンプルで汎用的なメッセージが歌われています。クセのない、ヒットソングっぽい歌詞。
こういう観点で考えると、本作『TWICE』って感動的なドラマ・映画なんかの主題歌にピッタリだと思うんですよ。涙を誘うシーンで「声を聞かせて~」って本作『TWICE』のサビが流れてきたら、けっこうイイ雰囲気になりそうだと思いません?
もしそんなことになったら、本作『TWICE』は『LUNA SEA』の代表作として世間に認知されること間違いなしです!
まさに大化け!
…まぁ、感動的なドラマ・映画の主題歌に採用されれば、大なり小なりその曲はヒットするんでしょうけど 笑。
ここまで持ち上げておいてアレなんですが、本作『TWICE』が特別私のお気に入りな楽曲というわけではないんです。
ただ、本作『TWICE』、とあるシングルのとあるカップリング曲で終わるには何だか惜しい…。この楽曲を聴いているとそんな気分になるんです。
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『TWICE』収録アルバムレビューリンク
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