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【個別楽曲レビュー】GARNET CROW/今日の君と明日を待つ

投稿日:2018年4月1日 更新日:

2013年、惜しまれながらも解散した『GARNET CROW』。

女性のボーカルとキーボード、男性のギターとキーボードという4人構成で活動していました。

メンバーが楽曲制作に携わる場合、ボーカルが作詞を担当するケースが多いのがJ-POPですが、『GARNET CROW』はキーボードのAZUKI七が作詞し、ボーカルの中村由利は作曲を担当しています。『GARNET CROW』特有とも言える、少し変わった役割分担ですね。

今回は、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の1曲目、『今日の君と明日を待つ』のレビューです。

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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『今日の君と明日を待つ』の全体概要

基本情報

アーティストGARNET CROW
曲名今日の君と明日を待つ
演奏時間5:09
作詞AZUKI七
作曲中村由利
編曲古井弘人

『今日の君と明日を待つ』収録アルバム

アルバム名トラック#
Crystallize 〜君という光〜1

オリジナルアルバム『Crystallize 〜君という光〜』の1曲目。

※『今日の君と明日を待つ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

オリジナルアルバム『Crystallize 〜君という光〜』の1曲目を担っているのが本作『今日の君と明日を待つ』。

歌詞中に「snow」や「winter」という単語が登場しますので、をテーマにした楽曲と考えられそうです。

アルバムの1曲目は最初に耳に飛び込んでくる楽曲になりますので、アルバム全体の印象を左右する大事な1曲です。そんな1曲目というポジションに冬をテーマにした楽曲を配置するとなると、アルバム全体の季節感も冬に引きずられてしまいます。

そのため、季節をテーマにしたオリジナルアルバムでもない限り、具体的な季節を連想させる曲をアルバムの1曲目に持ってくるというのは珍しいケースだと思います。しかし、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』の他の収録曲を見ると、決して冬を意識した曲で統一されているわけではなさそうです…。

上記のことを踏まえると、冬をテーマにした『今日の君と明日を待つ』をアルバムの1曲目にわざわざ配置した理由を見つけるのが少々難しいな、と感じています。

一方で、アルバム『Crystallize 〜君という光〜』のタイトルにある“Crystallize”というワードからは”雪の結晶”を連想できます。

アルバムの季節感を意識して冬をテーマにした『今日の君と明日を待つ』を1曲目に配置しているわけではなく、”Crystallize”というワードから連想できる楽曲として、冬をテーマにした『今日の君と明日を待つ』を1曲目に配置している、そう考えるほうが自然ですかね。

『今日の君と明日を待つ』収録アルバムレビューリンク

※『GARNET CROW』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/GARNET CROW

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。