2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『Ray』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『Ray』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | Ray |
演奏時間 | 7:33 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
8thシングル『IN SILENCE』のカップリング曲。
『Ray』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
SINGLES (Disc 2) | 7 |
SLOW | 7 |
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 3) | 7 |
ベストアルバム『LUNA SEA COMPLETE BEST』にも収録されていますが、Disc 3はASIA LIMITED EDITION限定です。
…どのアルバムも見事に7曲目に収録…!
※『Ray』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『RAIN』と並び、カップリング曲ながらも複数のベストアルバムに収録されている楽曲が本作『Ray』。
ベストアルバムに何度も収録されているということは、それだけの魅力が本作『Ray』にあるわけです。
ただ、一聴しただけでは本作『Ray』の秘めたる魅力には気づきにくいかもしれません。現に私の中での『Ray』の第一印象は”退屈”の一言でした…。
というのも本作『Ray』、サビが全然盛り上がらないタイプの楽曲なんです。
なので、サビの盛り上がりに期待する聴き方をしてしまうと、ちょっと期待外れな印象を抱いてしまう結果になるのです。
本作『Ray』は『LUNA SEA』が得意とする、バンドサウンドで聴かせる楽曲なんですね。サビの耳残りに楽曲の個性を持たせるのではなく、楽曲全体の雰囲気そのものが魅力というタイプの楽曲です。
J-POPのノリで歌メロばかりを追いかけていては本作『Ray』の魅力はわからない…と言っても過言ではないでしょう。
そんなわけで、私は本作『Ray』の魅力に気付くのに、若干時間がかかってしまいました。
しかし、一度魅力に気付いてしまったら、後はもう為すがままです。
演奏時間が7分半もあるのですが、今ではこんなの一瞬だと感じるようになりました 笑。
Amazonで試聴できます。
『Ray』収録アルバムレビューリンク
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