2017年、ブレイク間違いなし(と思っていたけど、あんまりそうでもなかった)バンド、『ポルカドットスティングレイ』!!
影ながら活動を応援していましたが、2017年11月にとうとうメジャーデビューを果たしました!素直におめでとうと言いたいです。
いつか、このバンドがお茶の間レベルで活躍が浸透することを期待しています。
今回は、『ジェット・ラグ』のレビューです。
※『ポルカドットスティングレイ』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ポルカドットスティングレイ
『ジェット・ラグ』の全体概要
基本情報
アーティスト | ポルカドットスティングレイ |
曲名 | ジェット・ラグ |
演奏時間 | 3:03 |
作詞 | 雫 |
作曲 | 雫 |
編曲 | ポルカドットスティングレイ |
『ジェット・ラグ』、英語で”jet lag”という表記になりますが、こちら、”時差ボケ”という意味です。
この記事を書くためにこの単語を英和辞典を引いてみたんですが、”jet lag”で”時差ボケ”を意味するってのを知った時は、なるほどって思いました。
『ジェット・ラグ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
全知全能 | 9 |
1stフルアルバム『全知全能』の9曲目です。
※『ジェット・ラグ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
おとなしいオープニングで幕を開ける1曲、『ジェット・ラグ』。
このバンドの楽曲は、ノリのいいテンポに乗せてセンスのいいギターを鳴らすってのが王道パターンだと思っています。
で、このパターンを外れた曲、例えば『骨抜き E.P』収録の『心ここに在らず』とか、『大正義』収録の『ミドリ』なんかがそうなんですが、正直ハマらなかったんですよね…。うん…。
そして、おとなしいオープニングの通り、本作『ジェット・ラグ』も『ポルカドットスティングレイ』の王道パターンから外れた1曲です。
…なんですが、割と聴いています 笑。
けっこうポップで聴きやすいんですよね。特に歌メロ。
サビの歌メロなんか、同じ音を繰り返すという王道ポップメロディーになっています。これが本作『ジェット・ラグ』のポップさを醸し出すのに大きな役割を担っているものと思われます。「I my me mine…」という聴きとりやすいサビの英語詞も、英語が聴き取れないリスナーに優しい仕様 笑。
あと、曲名にも言及しておきます。
『ジェット・ラグ』という”時差ボケ”を意味する曲名がついていますが、もちろん、”帰国したばっかりで昼間でも眠い~”なんてことを歌っているわけではありません。
これは、曲の最後のフレーズにヒントがありそうです。
“大人になったと思ってたけど、そうじゃなかった”という意味のことを歌っているところですね。この、気持ちと現実の間に生じたズレ、成長していたと思ってたけどそうじゃなかったというズレを”ジェット・ラグ(時差ボケ)”と呼んでいるのでは?…と考えています。
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『ジェット・ラグ』収録アルバムレビューリンク
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