2000年代後半、一部の世間をざわつかせた(?)不思議系おしゃれバンド『相対性理論』!
実験的な言葉選びとアレンジが非常に個性的です。
メンバーの中ではボーカルの『やくしまるえつこ』がソロでも曲を出したりと、割と有名なんじゃないでしょうか。
今回は、『シフォン主義』の5曲目『元素紀行』のレビューです。
※『相対性理論』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/相対性理論

『元素紀行』の全体概要
基本情報
アーティスト | 相対性理論 |
曲名 | 元素紀行 |
演奏時間 | 2:45 |
作詞 | 真部脩一 |
作曲 | 真部脩一 |
編曲 | ? |
“元素記号”ならぬ、『元素紀行』。
もう、これはダジャレですよね。
『元素紀行』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
シフォン主義 | 5 |
『シフォン主義』の5曲目に収録されています。
『シフォン主義』は全5曲なので、この『元素紀行』が最終トラックです。
※『元素紀行』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『シフォン主義』の4曲目、『おはようオーパーツ』ではアルファベットを繰り返すという自由な発想のサビを聴かせていただきました。
そして、本作『元素紀行』は、その名の通り元素名の繰り返しを聴かせていただけます。しかもサビではなくAメロ一発目から。
ただし、出てくる元素の順番や種類はメロディーのノリに合わせて適当に出てきますので、化学の試験を控えた学生はご注意ください。素直に”スイヘーリーベー”で覚えましょう。
しかも、厳密に言えば元素ではない物質名も歌詞に入っています。『元素紀行』という曲名に惑わされないよう、試験を控えた学生は重ねてご注意ください。
音楽は自由なのです。化学の世界の物差しで測ってはいけません。
バンドサウンドは非常にシンプルです。音楽的に難しいテクニックが使われていたりっていう曲ではないです。
バンドを始めたばかりな初心者の練習にはもってこいなんじゃないでしょうか。
コーラスがあったり、みんなで縦に合わせてキメるところがちょこちょこあったりして、演奏する分には簡単ながらもけっこう楽しいかもしれません。
かわいい声のボーカルがいればベストです。化学の試験はそっちのけでバンドを楽しんじゃいましょう。
本作『元素紀行』、なんて表現すればいいんでしょうね、NHKの”みんなのうた”で流れていても不思議じゃない曲です。
あれ、けっこうシュールな歌も流れますよね。そんな感じです。
Amazonで試聴できます。
『元素紀行』収録アルバムレビューリンク
※『相対性理論』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/相対性理論