2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。
とは言え、有名人が不倫騒動を起こすと未だに“ゲス不倫”などと呼ばれる辺り、世間に対して名を残すということには成功しているのかもしれません(?)
今回は、『ホワイトワルツ』の個別楽曲レビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『ホワイトワルツ』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | ホワイトワルツ |
演奏時間 | 4:27 |
作詞 | MC.K |
作曲 | MC.K |
編曲 | ? |
作詞作曲のMC.Kは川谷絵音の別名。
『ホワイトワルツ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
踊れないなら、ゲスになってしまえよ | 8 |
『ゲスの極み乙女。』2ndミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の8曲目に収録。
本作『ホワイトワルツ』がアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の最終トラックになります。
※『ホワイトワルツ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』のラストを飾る作品『ホワイトワルツ』。
このアルバムは『キラーボール』で始まり本作『ホワイトワルツ』で終わるわけですが、どちらの楽曲もダンス関連の言葉が曲名についていますね。アルバム名通り、”ダンス”がアルバム全体のキーワードになっていることが伺えます。
本作『ホワイトワルツ』の特徴は、なんといってもいこか様による「ゲスの4箇条」が聴けるところでしょう。
全然「ワルツ」と関係ない「4箇条」ですし、曲の中で唐突に表れるところなのですが、アルバムに1曲はいこか様のセリフ付き楽曲が必要と判断されたのかな。正直なところ、無理やり挿入された感のあるパートです。
一見すると”これ要る?”と思ってしまうところですが、いこか様の高圧的なセリフに中毒性があるのもわからなくはないです。いこか様ファンでマゾっ気のあるリスナーにはたまらないでしょう。
いこか様のセリフと言えば、前作のアルバム『ドレスの脱ぎ方』収録の『ドレスを脱げ』にもありましたね。かなり長めのやつが。
セリフの内容によってしゃべりやすい/しゃべりにくいはあると思いますが、この頃に比べると、『ホワイトワルツ』ではずいぶんしゃべりが上手くなったように思います。すごく自然な上から目線です。
高圧的な美女というキャラが板についてきたということでしょうかね。
Amazonで試聴できます。
『ホワイトワルツ』収録アルバムレビューリンク
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