個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】hide/DOUBT

投稿日:2017年10月9日 更新日:

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。

カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。

『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。

今回は、『DOUBT』のレビューです。

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

fist

『DOUBT』の全体概要

基本情報

アーティストhide
曲名DOUBT
演奏時間4:42
作詞hide
作曲hide
編曲hide

2ndシングル『50%&50%』のカップリングとして収録されたのが初出。

『DOUBT』収録アルバム

アルバム名トラック#
HIDE YOUR FACE7
Ja,Zoo5
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜11
KING OF PSYBORG ROCK STAR3
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 1)7

オリジナルアルバム『HIDE YOUR FACE』には”REMIX VERSION”で収録され、さらに『Ja,Zoo』では『DOUBT ’97(MIXED LEMONed JELLY MIX)』で収録されています。

また、シングルA面曲ではありませんが、幾つかのベストアルバムに収録されています。

※『DOUBT』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

とにかく、いろんなバージョンでいろんなアルバムに収録されているのが、本作『DOUBT』。おそらくですが、『hide』本人もお気に入りの曲だったんじゃないでしょうか。

シングルA面曲ではありませんが、『hide』の代表作として数えられる1曲だと思います。

例えば、『B’z』の『いつかのメリークリスマス』のような、アルバム曲だけどベスト盤には収録されているって楽曲、ありますよね。本作『DOUBT』もそんな立ち位置のように思います。

曲調はかなりハードでノイジーです。ボーカルにもがっつりエフェクトがかかっています。

本作『DOUBT』、○○ロックとか○○メタルとか、ちゃんとしたジャンルで括れるんでしょうけど、ちょっと私の知識不足でこの辺りのことはわかりません。。。少なくとも、日本のメジャー音楽シーンでは聴くことの少ない”重さ”があるように思います。

上記サウンドに皮肉めいた歌詞が乗っかっていますが、やはり言葉選びに『hide』のポップセンスが見え隠れしますね。

「カエル」や「チワワ」なんてワード、『X JAPAN』の楽曲ではまず使われない言葉でしょう 笑。

『DOUBT』収録アルバムレビューリンク

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】PIERROT/MASS GAME

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/IN MY DREAM (WITH SHIVER)

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。 後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE&#822 …

【個別楽曲レビュー】ゴールデンボンバー/腐男子

エアーバンドなる言葉を世に定着させた先駆者『ゴールデンボンバー』。通称”金爆(きんばく)”。 自分たちの好きなことをするため、あえてメジャーデビューを選ばずにインディーズで活動 …

【個別楽曲レビュー】GLAY/都忘れ

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、商業的な成功という意味においては、『GLAY』のデビューをプロデュー …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Stars

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! ギラギラとした妖しい雰囲気はそのままに、復活後の彼らの楽曲には溢れんばかりの優しさを感じます。 離れ離れになっていた十数年とい …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。