2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。
とは言え、有名人が不倫騒動を起こすと未だに“ゲス不倫”などと呼ばれる辺り、世間に対して名を残すということには成功しているのかもしれません(?)
今回は、『ハツミ』の個別楽曲レビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
『ハツミ』の全体概要
基本情報
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
曲名 | ハツミ |
演奏時間 | 3:58 |
作詞 | MC.K |
作曲 | MC.K |
編曲 | ? |
作詞作曲のMC.Kは川谷絵音の別名。
『ハツミ』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
踊れないなら、ゲスになってしまえよ | 7 |
『ゲスの極み乙女。』2ndミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の7曲目に収録。
※『ハツミ』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
“ハ”で始まって”ミ”で終わるカタカナ3文字の言葉といえば…そう、ハラミですよね!
私は焼肉のメニューの中でこのハラミが一番好きです。気を使わないメンバーとの焼肉であれば、終始ハラミばかり頼んでしまうほどの愛があります。柔らかさと肉の味のバランスがたまらんのやぁ…。
…というのは置いといて、今回のレビューは『ハツミ』ですね。『ゲスの極み乙女。』の楽曲です。
いやはや、字面だけ見ていると、どうしても焼肉を連想してしまう文字列です。なんていっても『ハツミ』ですからね。パッと見が”ハラミ”に似ている上、結局“ハツ”という言葉が出てきてしまっているではありませんか!
横隔膜は諦めても、心臓は諦められなかったということでしょうか。内臓推し半端ないって!
…すみません。置いておくのに失敗しました。
本作『ハツミ』、本当に焼肉とはこれっぽっちも関係の無い楽曲です。むしろ、割とセンチメンタル目な楽曲。語りかけるようなラップとキャッチーな歌メロのサビで構成された、『ゲスの極み乙女。』らしい作品です。
そういうわけで、本来は体育会系なイメージの焼肉とは真逆の、文化系的な雰囲気を纏っている楽曲なのです。冒頭で煙臭くしてすみませんでした。
本作『ハツミ』、ボヤっとした音像のエレピがいいですね。本作のキーワードの一つが「雨」だと思うのですが、このエレピの音が”しとしと降る雨”を脳内に描き出してくれます。
これなら冒頭で撒き散らした焼肉の臭いもすぐに洗い流してくれそうです(しつこい)。
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『ハツミ』収録アルバムレビューリンク
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