個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/BUNCHED BIRTH

投稿日:2017年5月23日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

バンド名からして皮肉たっぷりですが、楽曲もバンド名に負けず劣らずの皮肉な内容が多いです。ただ、しっかり芯を捉えた言葉は胸にとっても響きます。ギラギラしたサウンドと相まってクセになる魅力があります!

今回は、『Bunched Birth』の1曲目、『BUNCHED BIRTH』レビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

birth

『BUNCHED BIRTH』の全体概要

基本情報

アーティストTHE YELLOW MONKEY
曲名BUNCHED BIRTH
演奏時間2:14
作詞
作曲吉井和哉
編曲THE YELLOW MONKEY

インスト曲のため、演奏時間は短めです。

作詞のクレジットはありません。セリフが入っているのですが、これは作詞には当たらないのですかね。誰かが何かしら考えているとは思うのですが。編曲の一部なんでしょうか。

『BUNCHED BIRTH』収録アルバム

アルバム名トラック#
Bunched Birth1

インディーズアルバム『Bunched Birth』の1曲目です。

※『BUNCHED BIRTH』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

アルバムと同名のインスト曲、『BUNCHED BIRTH』。この曲が終わると同時に間髪入れず次曲の『WELCOME TO MY DOGHOUSE』が始まるので、『WELCOME TO MY DOGHOUSE』のイントロ的な位置づけと捉えられるのではないでしょうか。

本作『BUNCHED BIRTH』、鈴の音とクリーンギターで始まります。言葉にすればポップな感じがしますが、そこは『THE YELLOW MONKEY』、妖しさ満点です

0:45秒あたりからセリフが始まり、時々鼓動が聞こえてきます。曲名に”birth”とついている通り、“誕生”を意識したものと思われます。

そして1:25秒あたりでガラッと曲調が変わります。もともと妖しかった曲の雰囲気が狂気じみてきます。”誕生”から連想するに、これは”陣痛が突然襲ってきた”ことを表現しているのかもしれません。

「Bunched Birth」と曲名を口にしてセリフは終わります。遠くから聞こえる叫びとともに緊張感のある狂気じみたギターが何フレーズか流れた後、突如次曲の『WELCOME TO MY DOGHOUSE』が始まります。

『BUNCHED BIRTH』の聴きどころはまさにここだと思います!

名曲『WELCOME TO MY DOGHOUSE』への完璧なつなぎ!こんなの嫌でもテンション上がりますよ 笑。

以下、『Bunched Birth』のAmazonリンクです。『Bunched Birth』のジャケットを表示させるとGoogle先生に怒られそうなので、文字リンクの配置とさせてください。

BUNCHED BIRTH (Amazonリンク)

Amazonで試聴できます。

『BUNCHED BIRTH』収録アルバムレビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

-個別楽曲レビュー
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】ゲスの極み乙女。/市民野郎

2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。 以降、あまり良くないイ …

【個別楽曲レビュー】THE YELLOW MONKEY/Father

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!! 復活したものの、特に目立った活動もなく再休止するバンドもある中、イエモンこと『THE YELLOW MONKEY』は精力的に新 …

【個別楽曲レビュー】PIERROT/青い空の下…

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 2006年突如解散してしまいましたが、最近になってライブを開催してみたりファンクラブを再始動させたりと …

【個別楽曲レビュー】JUDY AND MARY/Hello! Orange Sunshine

女性ボーカルに男性楽器隊という編成で平成の日本音楽史に数々のヒットソングを送り込んだバンド『JUDY AND MARY』。 1993年のメジャーデビュー後、6枚のオリジナルアルバムを残して2001年に …

【個別楽曲レビュー】MALICE MIZER/Brise

今や芸能人格付けチェックの常連というイメージが強い『GACKT』。その『GACKT』が在籍していたバンドが『MALICE MIZER』です。 音楽業界の中でも異端な扱いを受けがちなV系バンドですが、そ …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。