2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
復活後も定期的に新作をリリースして楽しませてくれるのみならず、ライブでは最新の技術によって生まれ変わった過去の名曲を余すことなく披露してくれます。止まることなく進化し続けるこのバンドを見逃すわけにはいきませんね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『Image』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『Image』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | Image |
演奏時間 | 5:41 |
作詞 | RYUICHI |
作曲 | INORAN |
編曲 | LUNA SEA |
アルバム『IMAGE』と同じ表記ながら、この曲名は“イマージュ”と読むのだそうです。フランス語読みですかね。
『Image』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
IMAGE | 5 |
オリジナルアルバム『IMAGE』の5曲目に収録。
※『Image』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
…とりあえず、「夢エナジィ」ってなに!?…というのが正直な感想ではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。
本作『Image』のBメロに何度か登場するこの「夢エナジィ」というワード、おおよそ『LUNA SEA』のイメージではない響きの言葉過ぎて、ものすごく気になってしまうのです。
さらに、この「夢エナジィ」というフレーズ、字面のインパクトもさることながら、楽曲中ではサビよりも目立つほどの高音ボイスで歌われています。「夢エナジィ」というフレーズが、視覚だけでなく聴覚的にも強烈な印象を残す仕掛けになっているわけですね。
詰まるところ、この不思議で強烈なインパクトのある「夢エナジィ」というフレーズが『Image』の決めゼリフ的ポジションだと言っても過言ではないのです。それくらい存在感があります。
ちなみに、私のようなアラサー世代は「エナジィ」と聞くと美少女戦士セーラームーンを思い出してしまいます。
詳しいストーリーはよく覚えてないんですけど、敵キャラが”エナジー”なるものを欲しがっていた記憶があるんですよね。「夢エナジィ」ではなく、ただの”エナジー”ですが。
ところで、本作『Image』とセーラームーンには他にも妙な共通点があります。
本作『Image』がアルバム『IMAGE』に収録されてリリースされたのが1992年なのですが、なんと美少女戦士セーラームーンのテレビアニメが始まったのも同じ1992年なのだそうです。
『LUNA SEA』の歌う「エナジィ」とセーラームーンの敵キャラが欲しがる”エナジー”は全くの別物だと思いますが、どちらの「エナジィ」も世に出るタイミングはほぼ同じだったということです。
…もしかすると、1992年はサブカル界隈でひっそりと“エナジィブーム”でも起こっていたのかもしれません(すごいところに結論が着地した 笑)。
以下、本作『Image』を収録したアルバム『IMAGE』のAmazonリンクです。『IMAGE』のジャケットは特別過激というわけではありませんが、厳しめに見るとGoogle先生に怒られる可能性があるので、文字リンクの配置とさせてください。
IMAGE (Amazonリンク)
『Image』収録アルバムレビューリンク
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA