2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
復活後も定期的に新作をリリースして楽しませてくれるのみならず、ライブでは最新の技術によって生まれ変わった過去の名曲を余すことなく披露してくれます。止まることなく進化し続けるこのバンドを見逃すわけにはいきませんね。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『VAMPIRE’S TALK』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『VAMPIRE’S TALK』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | VAMPIRE’S TALK |
演奏時間 | 6:16 |
作詞 | RYUICHI |
作曲 | INORAN |
編曲 | LUNA SEA |
『VAMPIRE’S TALK』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
IMAGE | 8 |
オリジナルアルバム『IMAGE』の8曲目に収録。
※『VAMPIRE’S TALK』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『VAMPIRE’S TALK』の聴きどころと言えば、やはり輪唱ギターですよね。
…輪唱ギター、私が勝手に名付けましたが、『かえるの合唱』のギター版みたいなやつだと思っていただければいいかと。
つまるところ、この楽曲ではギターで『かえるの合唱』みたいなことをやっているのです。もう少し具体的に言えば、右チャンネルで流れるギターを2拍(0.5小節)後ろにズラし、同じ音量で左チャンネルでも流すという、変態じみたことをやっています(褒め言葉)。
ボンヤリ聴き流していたときは気付けませんでしたが、”あれ?左右で同じことを時間差でやってる?”と気付いたときはけっこう感動しましたよ。
しかもこの輪唱ギター、曲の一部ではなく全編にわたってこの奏法で通しているのです。ボーカルを引き立てるバックサウンド役も、ギターソロで主役になるときも、至る所で様々な表情の輪唱ギターを聴くことができます。これを実現する裏ではものすごい計算と試行錯誤があったんだろうなと勝手に想像してしまいます 笑。
本作『VAMPIRE’S TALK』、まさに左右ギターによる会話(TALK)が繰り広げられた楽曲だと言っても過言ではないでしょう(うまいこと言ったつもり)。
以下、本作『VAMPIRE’S TALK』を収録したアルバム『IMAGE』のAmazonリンクです。『IMAGE』のジャケットは特別過激というわけではありませんが、厳しめに見るとGoogle先生に怒られる可能性があるので、文字リンクの配置とさせてください。
IMAGE (Amazonリンク)
『VAMPIRE’S TALK』収録アルバムレビューリンク
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